「個人事業主から法人化へのサポートをする会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士桐ケ谷淳一です。
会社設立で金銭出資でなくてパソコンとかでもいいの?
「会社設立の際、パソコンを現金の代わりに出資したいんですができますか?」
株式会社設立の際、金銭を出資して設立するイメージをお持ちのあなた。
実は、金銭以外でも、パソコンや車でも会社設立の際の出資は可能なのです。
「現物出資」って何?
金銭の代わりのパソコンとか車とか、物で出資することを「現物出資」といいます。
定款には、
- 出資の目的たる財産
- 目的たる財産の価額
を記載するので、パソコンや車など、その価値に見合った額で物を出資することが重要です。
例えば、パソコンの価値が10万円しかないにもかかわらず100万円と評価して株式を渡すことは出来ません。
そんなことをやったら、発起人は足りない部分の金額について責任を追わなければなりません。
ただ、金銭出資と現物出資を一緒にすることはできます。
例えば、出資を100万円にする場合、金銭を90万円、パソコンなどの現物出資を10万円分とすることは可能です。
会社設立は極力金銭出資をオススメします!
正直、物の価値は時価評価になるので、今の段階でいくらの価値があるのか考えて現物出資する必要があります。
もしその評価を間違えた場合、責任を追うのは発起人になります。
なので、株式会社設立の場合は、金銭出資をオススメします。
「どうしても「現物出資」で行いたい・・・」
そういう方のために、次回は「現物出資」で株式会社を設立する方法を紹介していきます。
正直面倒になるので、そのあたりは理解しておいてください。
今回もご覧頂きありがとうございました。
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