「個人事業主から法人化へのサポートをする会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士桐ケ谷淳一です。
会社設立本やダウンロードできる定款の雛形には要注意です!
「会社設立に関する本やインターネットからテンプレートに入力さえすれば定款は簡単にできるので便利ですね。」
起業家の皆様にとっては売上を上げることが第一。
会社設立に関する準備はシンプルに手間かけず行いたいですよね。
しかし、注意していただかなければならないこと。
それが「定款」なのです。
一般に売られている会社設立本の定款を雛形にしない
仕事で本屋にいき、「会社設立」の本を仕事柄よく見ます。
司法書士・行政書士・税理士など、さまざまな士業が会社設立に関する本を出版しています。
多くの本で定款の雛形を載せていますが、正直使えるのはほとんどありません。
雛形通りで定款を作成すると、後々会社経営上問題になるケースもあります。
定款は、会社の事情に合わせて、変えていかなければならないもの。
参考書籍でも紹介しますが、実は会社によって定款の中身が違っていて当然なのです。
まとめ
会社設立行為自体に時間をかけたくない。
そういう起業家は多いです。
ここは、司法書士を活用して欲しいのです。
報酬は高いかもしれませんが、話し合って進めていくほうが、かえって時間と手間が省けます。
ただ、会社設立だけできればいいというのでは、いけません。
定款の中身を吟味し、納得したうえで会社を設立する。
その意識を今後起業する方は意識したほうがいいと思います。
それが、何年後かに差になって現れてくるでしょう。
今回もご覧頂きありがとうございました。
感想を聞かせて頂けると嬉しいです。
下記の本は、定款の条文が多く掲載されています。
会社の実情に合わせないといけないことがわかります。
雛形だけではいけないということを認識して下さい
会社法定款事例集―定款の作成及び認証、定款変更の実務詳解
田村 洋三 日本加除出版 2015-08
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5つの定款モデルで自由自在 「合同会社」設立・運営のすべて
神﨑 満治郎 中央経済社 2014-08-26
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