「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士桐ケ谷淳一です。
昨年大ヒット本をを読む
今回の本は、アドラー心理学を分かりやすく書いてある本
「嫌われる勇気」
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎,古賀 史健 ダイヤモンド社 2013-12-13
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対話形式でアドラー心理学の真髄に迫る本
この本は、対話形式で書かれている。
読者は、ハラハラドキドキしながらストーリを読むことが出来る。
青年がいかに皮肉れているかも垣間みえる。
しかし、青年の姿が本当の自分の姿かも知れない。
なかなか自分を変えるのは正直難しい、今の自分を代弁しているような感じだった。
そんな中、哲人が、自分を変えるのは自分自身、他人はあくまでも他人の評価にすぎない、自分を信じる大切さを説いている。
青年と哲人とのやり取りが生々しく、青年が今の状況を受け入れるのにものすごく葛藤しているのがわかる。
哲人と青年のやり取りを通じて、「アドラー心理学」を、分かりやすく説明してある。
読者は、会話形式で書かれているので、抵抗なく読めるのではないか。
この本を1回読んだだけではアドラー心理学を完全に理解するのは難しい
私の場合、「嫌われる勇気」を読む前に、アドラー心理学に関する本を2冊読んでいる。
なので、「アドラー心理学」についておぼろげながら理解できたつもりだった。
アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
小倉 広 ダイヤモンド社 2014-02-28
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「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学
岩井俊憲 朝日新聞出版 2014-07-18
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でも正直まだまだ「アドラー心理学」について分からないことも多い。
「嫌われる勇気」はアドラー心理学の真髄を分かりやすく書いてはいる。
多くの方は、いきなりこの本を1回で読んでも、おそらくはアドラー心理学をマスターするのは難しいと思う。
現に私がそうなのだから・・・(理解不足なのかもしれないが)
アドラー心理学に関するいろいろな本を読み、「嫌われる勇気」も何度も読んで、自分の生活に取り込んで初めて分かるのではないか。
実は、「アドラー心理学」は何度もトライして諦めない勇気みたいなことが試されているのではないか・・・そのように思った。
それと同時に、私は、もしアドラー心理学をもっと深く知りたいのであれば、この本の他にも多くの文献に当たる必要があるのではないかと思っている。
- 自分を見つめなおす
- 他者貢献
- 勇気づけ
それを備えるためには、日常生活で自分で試さなければならない。
分からなければ、この本を読みなおす。
他の「アドラー心理学」の本に当たる。
それが大事ではないかと思う。
この本は「アドラー心理学」の概要をつかむには最適な本の一つである。
「アドラー心理学」について知りたければ読むことをオススメしたい。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎,古賀 史健 ダイヤモンド社 2013-12-13
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