目次
★「アドラー心理学」を知りたくて・・・
今回紹介する本は
「アドラー心理学入門」(岸見一郎著 KKベストセラーズ)
最近「嫌われる勇気」という本が人気を
集めているらしい。
その本は「アドラー心理学」をもとにしている
という話を聞いて、「アドラー心理学」とは
何だろうと思い、この本を買ってみた。
文庫本なので読みやすいと思ったが・・・
★内容は濃いが難しい
やはり心理学の本なので、文庫本で気軽に読める
といっても、内容は難しい。
どうしても学問的、自分の専門外の領域になってしまうと
読みにくいのは致し方ないかもしれない。
ただ、この本を読んで腑に落ちたところがあるので
そこを中心に自分なりの感想を書いていきたい。
★自分を受け入れる勇気があるか?
アドラー心理学を極めるのは並大抵ではないのは
承知している。
自分なりに解釈すると、
自分軸というものをしっかり持つ必要があるのでは
ないかということ。
自分の周りで起こっていることは、
自分でしっかり受け入れる勇気が必要だと
いうこと。
それを受け入れることが、自分自身の人生を
豊かにそして楽しくなるのではないかということ。
自分を信じて、とにかく動いていくことが
大事なのかということをこの本で学んだ。
どうしても人間は他人の目線が気になったり、
他人と比較したりするということを
しがちである。
他人と比べて、どうしても自分のほうが劣っている
負けているとか、自己嫌悪に陥りやすい。
かくいう私もそうである。
どうしても他人と比較してしまい、
自分はダメなのかと思ってしまうことが多い。
しかし、他人はあくまで他人。
自分は自分、とにかく自分という軸をしっかり
築き上げることがよっぽど大事。
他人と比較するのは全く無意味。
そこが「アドラー心理学」のキーワードの
一つであると読んで感じた。
★まとめ
あくまでも個人的な感想なので、
アドラー心理学の本当の意味を理解したという
ことにはならないだろう。
ただ、アドラー心理学とはどういうものか、
知りたいのであれば、この本を読んでおくのは
悪くないと思う。
内容は難しいが、アドラー心理学を俯瞰するには
役に立つ一冊ではないだろうか。