司法書士試験 合格後の研修はどうなっているのか?
ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2019年の司法書士試験も最終合格が発表されました。
司法書士試験の合格発表後、どういう流れになるのか疑問に思う方もいるでしょう。
合格後の基本的な流れを紹介します。
司法書士試験 合格後の研修はどうなっているのか?
最終合格発表後から情報収集を!
合格前からある程度の情報は集めておくといいのが私の考え。
最終合格発表後から、各単位会や全国司法書士会連合会、各ブロックで研修が行われます。
また、青年会とかで開業フォーラムが開かれたりし、そこで、合格者と多く出会う機会があります。
さらに、司法書士予備校で合格祝賀会もあります。
なので、この時期は情報を集め、なるべく参加するようにしてください。
同期同士や先輩方から貴重な情報を仕入れるチャンスです。
また、ここで知り合いが増えると、自分が司法書士事務所を開業したときに心強い仲間となります。
私も、同期の知り合いに業務のことについて色々聞いたりして助けてもらっています。
なので、この時期はいろいろなイベントに参加して、仲間を作ることが意外と重要になります。
研修はどのような流れで進むのか?
合格後の研修はどのような流れで進むのか。
東京の場合を例にして書きます。
地域ごとに異なりますので、ここは注意してください。
まずは、11月下旬から東京司法書士会主催で新人研修が行われます。
その後、全国司法書士会連合会主催の研修があり、更に新人ブロック研修があります。
2月から1ヶ月ほど、簡裁訴訟認定考査のための特別研修があります。
なので、年内から2月末まで研修漬けになることを覚悟してください。
ただ、その時に知り合いが増えていると、研修も乗り越えられるため、最終合格発表後から様々なイベントに顔を出しておくといいでしょう。
筆記試験合格後も勉強が大事!
特別研修のときに、民事訴訟とかかなり勉強することになろうかと思います。
さらに、民法改正などが続き、そちらの勉強もしていかないといけません。
結局、司法書士試験合格発表が終わっても、絶えず勉強しておかないといけないことになります。
要件事実も学べ、民法改正の部分も学べる本として、以下の本をおすすめします。
まとめ
司法書士試験最終合格発表後も、情報収集は欠かさず行うことが、これからの司法書士になるうえで重要になります。
私もこの時期に知り合いを作り、開業後も役に立っていることが多いです。
今回は
『司法書士試験 合格後の研修はどうなっているのか?』
に関する内容でした。