東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
一時期、読書日記専門書バージョンをして
いました。
今回久々の復活です!
読書日記と違い、全部読んでの感想では
なく、どんな本なのか、ざっくり読んでの
私なりの感想を書いていきます。
今回の専門書はこちら
論点解説 商業登記法コンメンタール
神﨑 満治郎,金子 登志雄,鈴木 龍介,尾方 宏行,小野 絵里,北詰 健太郎,喜屋武 力,草薙 智和,幸先 裕明,立花 宏 きんざい 2017-02-14
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『論点解説 商業登記法コンメンタール』を購入 日々の業務に役立てるために・・・
商業登記法に着目したコンメンタール
会社法の条文については、弁護士や学者が
コンメンタールを数冊に分けて書いています。
なので、会社法コンメンタールは
結構いい値段がします。
ちなみに私が持っている会社法コンメンタール
はこちら
論点体系 会社法 1 総則 株式会社Ⅰ(設立・株式(1)) 【第1条~第170条】
江頭憲治郎,中村直人 第一法規株式会社 2012-01-30
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商業登記法については私の知る限り
コンメンタールはありません。
商業登記は司法書士業務でも花形業務。
仕事をしていく上では条文解釈も
重要ですよね。
でも値段が6,000円と高価。
本の値段は高いですが、条文を丁寧に
解説してあるので、分かりやすいです。
具体的事例に置き換えた条文解説
こういう類の本は、条文の趣旨と解説を
少し書いているというものが多いです。
『論点解説商業登記コンメンタール』も、
条文の概要と解説が分かりやすく
解説されています。
一例を紹介します。
商業登記法49条に「本支店一括申請」
のことが書かれています。
先日の登記申請で、私がまさに申請した
内容のことが解説にも記載されていました。
何の登記をしたかというと、管轄外の
本店移転登記と支店設置登記を一括で
行ったこと。
詳しい内容はこちらのブログを御覧ください。
商業登記 支店に関する登記は本店で登記が終わらないとすることができないのか?
条文の背景から細部に至るまで解説してあるので、
理解しやすい本だと思います。
この本の読者のターゲットは誰?
当然商業登記に関わる方はぜひ購入するべき
です。
あとは、企業の法務部とかで会社登記を担当
している方も読むべきでしょう。
司法書士受験生は読んだほうがいいかと
いうと、ちょっと内容も細かいところがあり、
あまりオススメしません。
予備校で出している本で対応は可能でしょう。
どうしても調べたいことがあるときに
読むレベルで、司法書士受験生が通読する
ものではないと思います。
まとめ
おそらく商業登記法では初となる
『論点解説商業登記法コンメンタール』
この本を仕事で使いつつ、日々のお客様に
少しでも還元できればと思っています。
今回は
『「論点解説 商業登記法コンメンタール」
を購入 日々の業務に役立てるために・・』
に関する内容でした。
参考書籍
論点解説 商業登記法コンメンタール
神﨑 満治郎,金子 登志雄,鈴木 龍介,尾方 宏行,小野 絵里,北詰 健太郎,喜屋武 力,草薙 智和,幸先 裕明,立花 宏 きんざい 2017-02-14
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