東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
最近は起業される方が増えています。
SNSやインターネットの普及が起業を促進
させている気がします。
さらには「女性起業」「シニア起業」と
老若男女問わず起業がはやっています。
そこでよく聞かれるのは
「法人化したいが、株式会社・合同会社
どちらがいいか?」
今回は、ある程度個人事業主で利益がでて
法人化を検討している起業家のあなたに
株式会社・合同会社どちらがいいかを
書いていきます。
あくまでも私見であることを
ご承知ください。
会社設立~株式会社にするか合同会社にするか?
自分の会社の数年後どうありたいかで会社形態が変わってくる!
まず、自分の会社の基本となる
「経営理念」「企業理念」
をしっかり構築する必要があります。
そして、自分の会社はどのくらいの規模で
経営していくかをしっかり考えるべきです。
中小零細企業がどのようにしたら軌道に
乗るのかを知りたい場合、こちらの本が
役に立ちます。
小さな会社の稼ぐ技術
栢野 克己 日経BP社 2016-12-07
|
株式会社か合同会社か 判断の基準は?
将来自分の会社がどのくらいの規模で
活動するかで株式会社にすべきか
合同会社にすべきか決めてください。
株式会社が適している場合
- 将来上場を目指している
- 取引の相手方との関係で信用性を高めたい
- 上場までは目指していないがある程度の規模まで大きくしたい
- コンプライアンスをよりしっかりしたものにしたい
合同会社が適している場合
- スモールビジネスでこれ以上大きくする予定がない
- 設立も会社経営もコストを安く済ませたい
- 金融機関等の融資を受ける予定はない
- 主婦起業
- シニア起業
- 副業でどうしても法人化したい場合
いちばん大事なのは、
起業家のあなたが法人化するにあたり
どのくらいの規模でどういう理念のもとで
経営するのか
です。
それが定まらないと法人化しても
すぐに経営が立ち行かなくなります。
まとめ
大事なのは
- 自分の会社をどうしていきたいのか
- 「経営理念」をしっかり構築すること
その上で、自分のビジネスをどの規模で
やっていきたいのかで株式会社か
合同会社を決めていけばいいでしょう。
私は「法人化=株式会社」ということより、
自分の展開するビジネスに合わせて会社を
決めるべきと思っています。
法人化する時はしっかり起業後のビジョン
を確立するようにしましょう。
今回は
『会社設立~株式会社にするか合同会社
にするか?』
に関する内容でした。
参考書籍
登記官からみた 株式会社設立登記の実務
横山 亘 日本法令 2013-06-13
|
5つの定款モデルで自由自在 「合同会社」設立・運営のすべて
神﨑 満治郎 中央経済社 2014-08-26
|
日々の自分の気づきをメルマガで紹介!
司法書士行政書士きりがやの人生楽しく!
~徒然なるままに・・・
メルマガ登録はこちらから!