こんにちは、東京都江戸川区船堀に事務所を構える司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
相続手続きを円滑に進めるためには、生前からの準備が重要です。
今回は「相続手続きの9割は準備で決まる!」と題して、具体的な対策方法をご紹介します。
最後までお付き合いください。
相続関係が複雑な人ほど相続対策を!
相続手続きでよく問題となるのは「人間関係」です。
例えば、亡くなった方の戸籍を調べたところ、別の相続人がいたことが発覚する場合があります。
人間関係が複雑な場合、相続手続きが混乱し、相続税の申告や相続登記の申請が期限に間に合わなくなる可能性があります。
そうなる前に、事前に「生前相続対策」を行うことが大切です。
複雑になることが予想される場合、早めの対策をお勧めします。
生前相続が大事と言われても、それを後回しにすると…
生前に相続対策をすることが重要だと理解していても、実際には後回しにしてしまう方が多いです。
自分はまだまだ元気だから、すぐに相続対策をする必要がないと思う人が多いです。
しかし、実際に自分の身に何か起きてからでは遅いのです。
特に、病気になったり、認知症などで判断能力が衰えると、生前の対策が困難になります。
遺言の作成や相続税対策、家族信託の契約も判断能力が必要です。
判断能力が低下すると、これらの対策ができなくなり、相続が開始した際にトラブルが発生しやすくなります。
元気なうちに生前相続対策を始めることが重要です。
子の多くは親に相続対策を講じてほしい、しかし親が乗り気でない、そういうケースを何度も見ています。
実際に、「おひとりさま相続」や「子や直系尊属がいない場合」は相続対策をしたほうがいいです。
元気だから話を聞こうだけでなく実際に行動を!
最近は「遺言」や「家族信託」に関するセミナーが増えていますが、聞いただけで実際に行動に移す人は少ないです。
元気だからまだ大丈夫、難しいから後回しにしようと考える方も多いでしょう。
しかし、知識を得たらすぐに行動することが大切です。
セミナーで学んだことを実践し、早めに生前相続対策を始めましょう。
例えば、遺言を作成する際には公証役場での公正証書遺言の作成をお勧めします。
これにより、遺言の有効性が高まり、相続人間のトラブルを未然に防ぐことができます。
また、家族信託は柔軟な財産管理と相続対策に有効であり、専門家のアドバイスを受けながら進めることが大切です。
さらに、任意後見契約を結ぶことで、判断能力が低下した場合にも備えることができます。
まとめ
相続手続きは生前の準備が9割を占めます。
生前にしっかりと対策をしておけば、相続が開始した際にもスムーズに進めることができます。
相続対策は、残される人たちのためにも重要です。
不明点があれば、ぜひ私たち司法書士にご相談ください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
事務所は、江戸川区船堀にあり、相続に関する専門知識を持っています。
詳細やお問い合わせは、当事務所までどうぞ。
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今回は
『相続手続きの9割は準備で決まる!江戸川区船堀の司法書士が伝授する生前対策』
に関する内容でした。
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