相続 費用のことなど事前の準備は早めにするべきです!その理由を江戸川区の司法書士・行政書士が解説

こんにちは、東京都江戸川区船堀に事務所を構える司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

相続登記、司法書士に依頼すると費用どのくらいかかりますか?

相続になったときに、結構費用のことを聞かれます。

相続開始前に知っておいた方がいい費用やなぜ事前の準備が必要なのかを紹介します。

相続費用思った以上にかかることも?

相続に際して、葬式費用を始め、不動産の名義変更をする際にも費用がかかります。

あらかじめ知っておくことで対処できます。

特に、生前に対策をしたほうがいいのは、相続税対策と遺言書対策です。

生前対策もそれなりに費用はかかりますが、相続開始後に揉めるよりもある程度先行して対応したほうが、負担が軽くなる場合もあります。

これからの時代、より「相続」は重要になってきますので、ますます生前対策がより大事になります。

相続登記の費用は思った以上にかかる

「相続登記の義務化」がスタートしました。

被相続人名義の不動産のままだと、何かしたいときに何もできなくなり、再開発や地域に迷惑がかかってしまいます。

さて、相続登記はどのくらい費用がかかるのでしょうか?

被相続人が不動産を所有していれば、相続人に不動産を承継させる必要があります。

相続を知ったときから3年以内に登記申請をしなければ、10万円以下の過料の対象となります。

不動産の「登記」の登録免許税は、不動産の固定資産税の評価額の0.4%です。

その登録免許税は自分で登記申請する場合でも必ずかかる費用です。

あとは、来年4月から相続土地国庫帰属制度ができ、一定の土地については国に渡すことができる制度も創設されます。

とはいってもただで国に引き取ってもらうことはできず、管理費用がかかります。

地目によって費用もことなり、宅地や田・畑などは原則20万円かかります。

そのことを考えると、相続開始前から、相続対策を講じておくのは有益です。

お金のことだけではない相続対策

相続対策と聞くと「お金」のことに目が行きがち。

しかし、実際多くの問題は「人のココロ」が相続問題に大きく影響している気がします。

モノで解決できればいいですが、人のココロの問題は結構深刻です。

相続開始を契機に今まで奥深く眠っていた問題が火山のように突然爆発することもあります。

その煮えたぎった状態がずっと続いてしまい、疲弊している方も多いです。

なので、相続対策は早めに行ったほうがいいです。

まとめ(今回の気づき)

  • 相続開始後の費用は結構かかるので事前にどのくらいかかるのかは知っておくべき。
  • 不動産の名義変更の登録免許税は誰がやっても必ずかかる
  • 最近の相続問題は人間のココロの問題が大きく左右する 早めの対策を!

不明点があれば、司法書士にご相談ください。

今回の内容が、皆様にとって少しでもお役に立てば幸いです。

詳細やお問い合わせは、当事務所までどうぞ。

当事務所のウェブサイトをチェック

今回は
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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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