【会社設立後の手続き】年金事務所に届け出る書類とは?

「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

前回までは税金関係について届け出る書類について書きました。

今回は年金事務所に届け出る書類について書いていきます。

a0002_001255

会社を設立したら、社会保険加入手続きが必要

届け出る場所は?

会社を設立したら、社会保険に加入する手続きが必要です。

社会保険手続は年金事務所で行います。


「社会保険」とは?

社会保険は以下のことを指します

  • 健康保険
  • 介護保険
  • 厚生年金保険


会社の保険料の負担割合は?

会社が負担する保険料は給料総額のおよそ14%くらいです。

会社が負担した社会保険料は、全額損金(必要経費)として認められます。

ただ、会社の負担が結構大きいので、会社設立するかどうか、そのあたりも考慮する必要はあります。


許認可で「社会保険」が要件に?

建設業の場合、会社で建設業の許可をする場合、「社会保険」に加入していることが必要になります。

特に許認可を受ける会社の場合、注意しておくといいでしょう。


健康保険・厚生年金の加入に必要な書類とは?

必要な書類は以下のとおりです。

  1. 健康保険・厚生年金保険 新規適用届
  2. 健康保険・厚生年金保険 被保険者資格取得届
  3. 健康保険・被扶養者(異動)届(国民年金第3号被保険者関係届)
    ※要件に該当する被扶養者がいる場合

a0002_003051

まとめ

会社を設立したら、社会保険の加入が必要であることは認識しておきましょう。

当然会社が社会保険を負担しなければなりません。
保険料が結構な負担になっていると、以前経営者から聞いたことがあります。

事業計画・資金繰りを考えるとき、必ず社会保険のことは考えることは大事です。

それと同時に人を雇うタイミングなども考えないといけません。

会社設立前にその辺りも踏まえ、計画することをオススメします。

次回は、社会保険の年金事務所への届出について、もう少し細かく見ていきます。


今回もご覧いただきありがとうございました。
感想を聞かせていただけると嬉しいです。

 

最新 起業から1年目までの会社設立の手続きと法律・税金

須田 邦裕,出澤 秀二 日本実業出版社 2012-10-19
売り上げランキング : 195064

by ヨメレバ

Comments

comments

Youtube

無料メルマガ登録

ブログとは違った内容で更新 無料メルマガ登録はこちら!
毎週月曜日に発行中
メルマガ登録フォーム

メールアドレス ※必須
名前(姓) ※必須
名前(名) ※必須

関連記事はこちら

この記事を書いた人

アバター画像

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

広告