「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
前回までは税金関係について届け出る書類について書きました。
今回は年金事務所に届け出る書類について書いていきます。
会社を設立したら、社会保険加入手続きが必要
目次
届け出る場所は?
会社を設立したら、社会保険に加入する手続きが必要です。
社会保険手続は年金事務所で行います。
「社会保険」とは?
社会保険は以下のことを指します
- 健康保険
- 介護保険
- 厚生年金保険
会社の保険料の負担割合は?
会社が負担する保険料は給料総額のおよそ14%くらいです。
会社が負担した社会保険料は、全額損金(必要経費)として認められます。
ただ、会社の負担が結構大きいので、会社設立するかどうか、そのあたりも考慮する必要はあります。
許認可で「社会保険」が要件に?
建設業の場合、会社で建設業の許可をする場合、「社会保険」に加入していることが必要になります。
特に許認可を受ける会社の場合、注意しておくといいでしょう。
健康保険・厚生年金の加入に必要な書類とは?
必要な書類は以下のとおりです。
- 健康保険・厚生年金保険 新規適用届
- 健康保険・厚生年金保険 被保険者資格取得届
- 健康保険・被扶養者(異動)届(国民年金第3号被保険者関係届)
※要件に該当する被扶養者がいる場合
まとめ
会社を設立したら、社会保険の加入が必要であることは認識しておきましょう。
当然会社が社会保険を負担しなければなりません。
保険料が結構な負担になっていると、以前経営者から聞いたことがあります。
事業計画・資金繰りを考えるとき、必ず社会保険のことは考えることは大事です。
それと同時に人を雇うタイミングなども考えないといけません。
会社設立前にその辺りも踏まえ、計画することをオススメします。
次回は、社会保険の年金事務所への届出について、もう少し細かく見ていきます。
今回もご覧いただきありがとうございました。
感想を聞かせていただけると嬉しいです。
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