司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一
「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
今回は読書日記。
これから起業しようとしているあなたに是非読んで欲しい本。
「売上が２倍に上がる法人営業戦略の教科書」
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売上が2 倍に上がる法人営業戦略の教科書
中丸 秀昭 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2015-04-14
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これを読んで起業するのとしないのでは大きな違いが出るだろう。
今回は、これから起業するあなた向けに感想を書いていく。
曖昧な行動は曖昧な結果しか生まない？
この本は、営業戦略をきちんとすれば、売上がアップすることが具体的に書かれている本である。
難しい部分もあるが、内容も具体的だし、勉強になるところが多い。
この本で私が強く印象に残っている部分を紹介する。
売上を上げるための要素が曖昧だと行動が曖昧になり、曖昧な行動からは曖昧な結果（売上）しか出てこないのです。
（１７ページ）
ここはガツンときた。
自分の事業に当てはめると、売上を上げるためには明確な行動が必要だということを強く痛感した。
起業するあなた、事業戦略を考えていますか？
起業するときに考えないといけないこと。
あなたがやろうとしている事業の動向がどうかを考えること。
それを知ることが起業成功への第一歩である。
当然ライバルが多ければそれに見合った戦略を立てないといけない。
ニッチな事業であれば、周りにどう知らせるか、この部分も大事になる。
この本は、ランチェスター戦略を得意としている著者が、
今まで多くの会社を見てきた結果に基づき分析しているので、大変読み応えがある。
戦略立てずしてただ闇雲にやっていても、意味がないということ。
自分の会社が今後どうしていきたいのかを考えつつ、売上を立てていくかを真剣に考える必要がある。
この本では、様々な事例を交えながら具体的に解説してあるので、参考になる。
ちょっと数字とか計算式とかあり難しい部分もあるのは否めない。
ただ、戦略を立てて会社を経営していかないと意味は無いので、我慢して読んで欲しい。
それを理解できれば、あなたの会社も売上げアップにつながるであろう。
戦略立てずして相手に挑むんではならない。
この本で強く感じた部分である。
自分に当てはめてみると・・・
私は司法書士・行政書士である。
ただ闇雲に攻めていっては、おそらく相手にやられてしまう。
一点集中して取り組めば、相手の懐に入っていけ、打ち負かすことも可能であろう。
この本を読んでの自分の事務所戦略をちょっと考えてみた。
では、あなたがこれから会社設立して戦いに挑むとき、何をどうすればいいのか？
本当に闇雲に攻めていく方法でいいのか、武器を磨くのか、兵力を増やすのか？
様々な戦略があるだろう。
ビジネスも言葉は悪いが一種の戦争みたいな部分は存在する。
戦略立てずして挑むのはただ討ち死にいくものである。
私は、常々会社設立前に経営戦略をきちんと考えましょうと提案している。
会社設立後１年以内でなくなっている会社が半分近くになっている現状がある。
何も戦略を立てないで会社設立している起業家が多いような気がする。
なので、これから起業するあなたにはそうなってもらいたくない思いが強い。
「売上が２倍に上がる法人営業戦略の教科書」は、既に会社を興している経営者が、
さらなる売上アップを狙って書いている本である。
しかし、これから起業するあなたが読むにはまさにピッタリ。
自分の事業が戦場でどう戦うべきかを理解することが大事ではないか。
その参考書として、この本を読む価値は十分にある。
合わせて読むといい本
同じ著者中丸さんが書いた本「儲かる会社８８の鉄則」
これも会社経営についてどうやればいいか詳しく書かれている。
これから起業するあなたに今回紹介した本と合わせて読んでおくべき本だろう。
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儲かる会社 88の鉄則: 事例と図解でよくわかる! (単行本)
中丸 秀昭 三笠書房 2014-04-11
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まとめ
印象に残った部分を先程も書いたが、明確な行動をすること、目標を立てることが売上を上げるために必要。
これから起業するあなたは、まさにこういう部分を知ることが攻略への第一歩のような気がする。
この本を読んで、ぜひ自分の会社に当てはめて考えて欲しい。
ぜひ起業で成功したいあなたにオススメしたい本である。
今回もご覧頂きありがとうございました。
感想を聞かせていただけると嬉しいです。
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売上が2 倍に上がる法人営業戦略の教科書
中丸 秀昭 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2015-04-14
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