「いつかやる」が、子供の代で「100万円の損」に変わる。相続放置のリアルな代償

東京都江戸川区船堀「司法書士・行政書士きりがや事務所」司法書士・行政書士「資格合格逆算メソッド」著者桐ケ谷淳一(@kirijunshisho)です。

はじめに

「実家の名義変更、そろそろやらないとな……」 そう思いながら、日々の忙しさに追われて数年が過ぎていませんか?

実は今、この「ちょっとした先延ばし」が、将来あなたの子供や孫を深刻なトラブルに巻き込むリスクが急増しています。

2024年4月から始まった「相続登記の義務化」に加え、今月から始まった「新しい制度」など、日本の相続ルールは今、激変しています。

今回は、司法書士として多くの現場を見てきた私だからこそお伝えできる、相続を「放置することの本当の怖さ」についてお話しします。

1. 放置すれば「相続人」はネズミ算式に増えていく

「うちは仲が良いから大丈夫」という考えが、実は一番危険です。

相続を放置するということは、**「その土地に関係する人を、時間の経過とともに増やし続ける」**ということです。

おじいちゃんの名義のまま放置している間に、おじいちゃんの子供、さらにその孫へと代が変わるたび、権利を持つ親戚は増え、関係性は薄くなっていきます。

いざ家を売ろうとした時に、会ったこともない親戚数十人のハンコが必要になり、話し合いすらできない「地獄」が始まる……。

そんな悲劇を防ぐための、基礎知識と放置厳禁な理由をnoteにまとめました。

▶【note】相続放置が子供を裁判に巻き込む?放置厳禁な本当の理由

※中学生でもわかる言葉で、「放置のリスク」の本質を解説しています。

2. 「放置したほうが安上がり」という大きな誤解

「手続きにはお金がかかるから、後でいい」と考える方も多いですが、これは大きな間違いです。

時間が経てば経つほど、集めるべき戸籍は増え、連絡すべき親戚は遠くなり、手続きの難易度は上がります。私が担当したケースでも、**「数年前にやっていれば10万円で済んだ手続きが、放置したせいで100万円近くかかった」**という例は珍しくありません。

大切な財産が、ただの「手続き費用」で消えていく。そんな悲劇を自分の代で止めるための「具体的な解決策」も公開しています。

▶【実戦マニュアル】相続放置の代償は「数百万円」?家族を裁判から守る資産整理術

※30年放置した場合のリアルなコスト試算や、最新制度を賢く使う裏技まで、実務的な内容を詰め込んでいます。

3. 相続は、あなたにしかできない「家族へのマナー」

相続の手続きは、単なる事務作業ではありません。 あなたが少しだけ手間をかけて整理しておくことで、将来、子供たちが「裁判所」ではなく「思い出の場所」として実家と向き合えるようになります。

まずは、日々変わる法律の波を乗りこなすための知恵を身につけてください。無料のメルマガでも、最新事例を共有しています。

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【まとめ】「いつか」ではなく「今」動くことが、最大の家族愛

相続は、放置すればするほど「お金」も「手間」も「争いのリスク」も雪だるま式に膨らみます。

2026年2月、新しい制度が始まった今こそ、重い腰を上げる絶好のタイミングです。

  • 放置は「負債」を増やすだけ: 今なら10万円で済む手続きが、数年後には100万円かかることも珍しくありません。

  • 新制度を賢く使う: 全国から土地を探せる便利な制度も、戦略なしでは高額な手数料をドブに捨てるだけ。事前の「戸籍精査」が成功のカギです。

  • 家族への最後のリスペクト: 財産を整理し、想いを遺すことは、大切な人を「裁判」や「親族トラブル」から守り抜く、あなたにしかできないマナーです。

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この記事を書いた人

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。