「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ヶ谷淳一です。
今回は会社設立のことで重要なことを書きます。
会社設立の際、会社の目的を書かないといけませんが、どのくらい記載すればいいでしょうか?
目的、自分のメイン事業が何ですか?
会社の目的については、いろいろ要件があります。
今回は割愛します。
では、何個まで書いていいのでしょうか?
答えは何個書いても構いません。
ただ、少なすぎるとメイン事業とその他付随的なことしかできません。
逆に多すぎると、何をやっている会社か分からなくなります。
許認可で必ず目的に書かなければならないこともあります。
そのことを踏まえ、適度な量で会社目的を記載すればいいでしょう。
将来やりたい事業を書いても構いませんか?
結論から言うと、将来やろうと思っている目的は書いても構いません。
今はメイン事業をやるが、将来は確実に行うのであれば、目的変更の手間が省けていいです。
目的と資本金の額とのバランスを考える
例えば、資本金の額が10万円で、目的数が結構あった場合、本当にこんなにやれるのと思われてしまいます。
将来やる事業も含めて会社の目的を書くのは構いませんが、あまりにも多いのも問題。
資本金の額とのバランスを考えて目的を決めるのがいいでしょう。
先程も書きましたが、将来確実に行う事業であれば、記載すべきでしょう。
ただ、今はなんとも言えない事業まで目的として記載するのは、避けましょう。
第三者が見たときに、この会社そんな資本金で事業出来るのかと思われ、信用の問題にもつながります。
まとめ
目的を決める上で大事なのは、自分の事業は何なのか?
メイン事業が軸になって、その他の事業を行うことを肝に命じて置かないといけません。
設立当初から目的を何十個も書いている会社もありますが、果たして会社経営でそこまで出来るのでしょうか?
登記簿は他の人にもみられているという観点をもつべきでしょう。
目的の数はほどほどにするのが、会社設立段階では大事です!
今回もご覧いただきありがとうございました。
感想を聞かせていただけると嬉しいです。
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