東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2020年の司法書士試験。
ただでさえ、債権法や相続法の改正などで受験生にとって負担で、受験会場も減らされる。
なので、2019年の司法書士試験合格を目指している方は、絶対に受からないといけません。
特にベテラン受験生は2019年の司法書士試験に受からないと大変なことになりますよ!
自分の経験を交えて今回のブログを書きます。
ベテラン受験生が陥る罠 基礎がないのに難しいことをしている
平成12年の司法書士試験、急に問題が難化して、普段の勉強では太刀打ちできないのではないかと言われていました。
そこで、やたら難しいことを教える某予備校が繁盛し、私も過去問だけではなく、難しい論点ばかり追いかけていました。
しかし、平成13年の司法書士試験、蓋を開けてみたら、基礎的な問題に戻りました。
以後は基礎力重視に戻っています。
そして、やたら難しいことを教えていた受験予備校は今はありません。
何が言いたいかというと、司法書士試験は、5問程度できなくても受かる試験。
ベテラン受験生はそこを錯覚していて、何がなんでも満点かそれに近い点数でないと受からないという錯覚になっています。
基礎力があって応用力が身につく
私は平成16年に司法書士試験に合格しました。
受かった年の勉強方法はとにかく基礎力重視で、同じテキスト条文を繰り返しやっていました。
基盤を固めることに集中し、難しいことはほとんどしませんでした。
答案練習会も出ましたが、時間配分等に気をつけてとき、復習もサッとしただけで。本当に自分の使っていたテキストと過去問と条文を繰り返しやっていました。
これは短期合格者の勉強方法をもとにやりましたが、これが功を奏しました。
別に満点でなくてもいいし、上位合格でなくてもいいので、受かることを主眼にするなら、とにかく基礎力を十分に身につけるべきです。
基礎力があっての応用力です。
ベテラン受験生は応用力ばかり重視して、基礎力を疎かにしている傾向にあります。
ベテラン受験生の特徴 捨てられない勇気
ベテラン受験生の特徴として、なんでも知りたがるのも特徴。
なので、いろいろな書籍や予備校の答案練習会の問題をやっています。
結局は基礎力どころか、変な方向に勉強が進んでしまい、合格できない。
合格できないのは知識がないからと錯覚し、また資料を集める、また落ちる・・・
負のスパイダルに入っています。
捨てる勇気がないのがベテラン受験生の特徴です。
ここは、腹をくくって自分の信用できるテキストに一本化する、司法書士試験の内容をすべてを網羅している書籍は存在しないという事実を知ること。
その発想がないといつまで経っても受からない気がします。
まとめ
ベテラン受験生が2019年の司法書士試験に受かるためには、以下のとおりです。
・自分の勉強範囲を絞る 捨てる勇気を持つ
・試験日から逆算してあとどのくらいできるのかを計算する
・とにかく基礎力を重視する
私も「捨てる勇気」があったので司法書士試験に受かったと思っています。
今回は
『続々2019年に司法書士試験に受からないといけない理由!ベテラン受験生は捨てる勇気を!』
に関する内容でした。
あわせて読みたい
2019年司法書士試験に受からないといけない理由についてはこちらのブログも御覧ください。
参考書籍
こちらの2冊は司法書士試験の勉強の合間に読むといい本です。
G-PDCA勉強術 必ず目標達成できる方法
石川 和男 明日香出版社 2018年10月02日
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学びを結果に変えるアウトプット大全
樺沢 紫苑 サンクチュアリ出版 2018年08月03日
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