★司法書士試験の合格のしかたを考える
10月1日、司法書士試験の合格発表がありました。
10月1日の私のブログでも紹介しました。
「本日司法書士筆記試験合格発表」をご覧ください。
筆記試験合格した方、ショックで立ち直れない方
来年に向けて準備されている方、それぞれだと思います。
私は平成16年に合格しましたが、その時の様子は
今も鮮明に覚えています。
自分自身、司法書士試験合格まで6回かかっていますので、
合格まで試行錯誤しました。
そこで、来年絶対合格したい方向けに、
何をすればいいのか、私の体験を踏まえて書きます。
★自分の選択した予備校のカリキュラムを信じる
今、基礎講座受講中の方、中上級講座受講中の方は
とにかく予備校のカリキュラムを信じてやってください。
それが合格への一番の近道です。
何度も書きますが、シンプルに考えたほうが勝ちです。
予備校も合格するためのカリキュラムを用意しているので、
その通りにすれば、本当は受かるはずです。
講座使用のテキストと過去問をとにかくやりまくる。
ボロボロになるまで使い通すことが、来年の合格への
近道です。
他のことに手を出している時間はありません。
とにかく予備校のカリキュラムに従うことが合格への
第一歩です。
★過去問の重要性
とにかく大事なのは、
過去問をやりまくる
「過去問をやりまくる」というのは、答えを覚えるのではなく、
どうやって、答えを導くのか、同様の制度はないか
とかありとあらゆる角度から問題を分析することです。
まずは司法書士試験の過去問を徹底的にやりつくす
繰り返しやり続ける、それが大事です。
人間は同じことを繰り返すのは苦痛を伴います。
他のものに手を出したり、他の教材を使いたくなる
誘惑があるでしょう。
しかし、そんな時間はありません。
そんなことをやってしまうと、時間の無駄ですし、
基礎的な内容を欠落してしまい、かえって合格から
遠ざかる結果につながります。
私の場合は、受験生の時は仕事をしていましたので、
時間は限られていました。
なので、普段の勉強はとにかくテキストの読みこみと
過去問の繰り返し。
私の場合は「直前チェック」を使っていました。
司法書士 新版 直前チェック (1) 民法(1) (総則・債権) 第4版 | ||||
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★答案練習会の使い方
答案練習会はどこの予備校のを受講しても
構いません。
ただ、予備校の問題に踊らされないこと。
結局予備校も商売なので、受験生に来てもらわないと
成り立たないので、こんなの試験に出ないだろうという
問題も平気で出してきます。
答案練習会は、あくまで時間の感覚をつかむ
イメージで受講すること。
そして、答案練習会の復習はその日だけにすること。
復習に2・3日かけてはいけません。
あくまで、基本線は過去問。
過去問をきちんとこなすことを肝に銘じておいてください。
★記述式対策は?
択一の過去問を勉強しながら、記述式に出た時、申請書は
どうなるのかを常に意識することは大事です。
一度は記述式の過去の出題形式を見ておくといいでしょう。
後は、自分が使っている教材をやりまくる。
択一と記述式は表裏一体であることを意識しましょう。
私は「記述式ブリッジ」のテキストを使用していました。
それを何度も繰り返して解きました。
司法書士 択一・記述 ブリッジ 不動産登記法 理論編 第4版新装版 (司法書士択一・記述ブリッジ) | ||||
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司法書士 択一・記述 ブリッジ 不動産登記法 実戦編 第5版 | ||||
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司法書士 択一・記述 ブリッジ 商業登記法 理論編 第3版 (司法書士択一・記述ブリッジ) | ||||
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司法書士 択一・記述 ブリッジ 商業登記法 実戦編 第3版 (司法書士択一・記述ブリッジ) | ||||
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★まとめ
今、司法書士試験界は様々な情報があふれています。
どこの予備校も受験生減少のためか、様々な手を打っています。
そこで、来年司法書士試験合格する方は、
とにかくシンプルに受験勉強をすること。
決めた教材と心中すること。
それが合格するために重要なことです。
ぜひ、来年の合格を目指し、頑張ってください。