東京都江戸川区船堀「6回目でやっと司法書士試験に合格した「相続・会社設立」の専門家 登記業務を通じてお客様に寄り添う」 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
相続登記費用が高いから自分でやりたい
ちょっと待った!
相続登記の費用はどのくらいなのかと聞かれることが多いです。
早速見積書を作ると「高い」とか言われてしまうことが結構あります。
実は、費用が高い原因は、報酬ではありません。
今回は費用が「高い」と思われてしまう理由を紹介します。
相続登記が「高い」のは実は報酬ではない
司法書士が関わる相続登記の手続は、戸籍謄本の収集から始まり、遺産分割協議書の作成、相続登記の申請が主な流れとなります。
戸籍謄本も自分で取得していただければ費用は安く済みます。
しかし、一般の方はなかなか自分ですべての戸籍謄本を揃えることは難しいので、司法書士に依頼したほうがいいです。
実際に戸籍を集めようとして挫折して、結局司法書士にお願いするケースが増加しています。
相続登記の費用はどれだけになるのか?
高いのは、相続登記の登録免許税です。
司法書士の報酬ではないのです。
相続登記の登録免許税はどれほどか?
相続登記の登録免許税は、原則不動産の固定資産税の評価額の0.4%になります。
例えば、不動産の固定資産税の評価額が1,000万円の場合は、登録免許税は4万円となります。
この4万円と司法書士報酬、戸籍取得費用などが相まって高いと思われてしまうのかと。
この「登録免許税」は、実際に登記の申請のための税金で誰がやっても必ずかかる費用です。
登録免許税は、不動産の固定資産税の評価額が高くなればなるほど、当然登録免許税も高くなります。
なので、司法書士が見積書を作ったときに高くなってしまうのは、ある意味致し方ないところがあります。
事件の難易度によって相続手続の費用は変わってくる
相続といっても、一概に簡単なパターンもあれば、相続が複雑で思った以上に手間取る案件もあります。
そうなると、手続の調査等で費用がかさむことも出てきます。
その場合には、費用がかかってしまうこともあるので、注意してください。
特に相続人が多い場合とか、数次相続・代襲相続があると、戸籍の収集に時間がかかります。
相続人の特定にも時間を要し、さらに相続人間の調整も必要となり、費用も高くなる傾向にあります。
まとめ
よく相続登記は自分でできる、司法書士に依頼すると費用がかかってしまうという内容のことも聞かれます。
しかし、自分で登記をするということは自分ですべての手続を調べてやらないといけないということになり、時間もかかります。
相続登記義務化も間近に迫っているので、、相続登記でご不明のことは司法書士に相談して進めてください。
今回は
『知らないと損する!相続登記の隠れたコストとその対策を江戸川区船堀の司法書士が解説します』
に関する内容でした。
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