東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
私は司法書士試験を勉強しているとき、どうやって勉強時間を捻出するかを常に考えていました。
それは当時は司法書士事務所の補助者をしていて、専業受験生と比べると勉強時間ではかなわなかったからです。
しかし、どうやったら専業受験生と同じくらいの効果を得られるのかは常に意識していました。
そこで今回は、私がとった時間対策を紹介していきます。
司法書士補助者として外回りが多かったので、移動時間に過去問を持っていった
私が補助者として勤務していた2番目の司法書士事務所では、自分が法務局に登記申請しにいったり、登記が完了したときに書類を回収することが多かったです。
現在のように郵送で登記完了書類が戻ることはなく、現地の法務局に直接出向く必要がありました。
なので、移動するのに結構な時間がありました。
そこで、移動時間を使って過去問を持っていきました。
当然仕事道具も持っていく必要があり、持っていけるテキストや過去問集も限られていました。
その時重宝したのが、択一の脚をバラバラにしてカード式に持ち歩きできるもの。
択一の過去問は何度も解いていましたが、違った角度から検討する必要があったり、正誤の根拠を確認したかったので、コンパクトで勉強しやすかったです。
なので、移動時間はどのくらいあるのか、どのくらいの勉強時間を確保できるのかを把握する必要があります。
勉強方法の見直し 机で勉強できるものと電車で勉強できるものを分ける
机で勉強しなければならないものと電車でも勉強できるものをしっかり分けておくことが勉強面では大事なこと。
机の上での勉強とスキマ時間の勉強、療法をうまく使い分ければ、時間を有効活用できます。
私が司法書士試験の勉強では、暗記物は電車内で、記述式は机でやっていました。
他の資格試験でも同様に考えて、机でできるものと電車でできるものを分けると勉強と時間を効率的にこなすことはできます。
時間確保術 短期合格者の方の勉強方法を真似る
私が長期合格者になってしまった要因として、基礎をおろそかにしていたことがあります。
なぜ1回や2回で合格する人がいて、何十回も合格までにかかってしまう人がいるのでしょうか。
実はある時、同じ勉強時間であれば、短期合格者の勉強方法を真似たほうが、効率的であるということに気づいたのです。
ただ、長期合格者の方はプライドがあるので、なかなか短期合格者の勉強のマネをしたがりません。
しかし、あくまで合格することに主眼をおいた場合、短期合格者の勉強方法は効率的であったことは間違いありません。
とくに働きながら勉強して短期合格したかたは、効率的な時間の使い方をしていたはずです。
あとは前にも書きましたが、満点を目指す試験ではないので、合格点を取る勉強に変えていくことも重要になります。
勉強を効率よく進めるためには勉強の完璧主義をなくすことです。
自分がこの年の問題を解いていたらどこで点を落としてもいいのかを意識していた
年度別過去問集をつかって勉強していたとき、ここの問題は落としてもしょうがないとか、ここはできないとまずいとか意識して勉強していました。
これは、その年の受験生は間違えても合格点は取れるので、気にしなくていいとか、肌感覚で分かってきます。
他の試験でもそうですが、満点でなく、合格点を目指す観点で勉強すると、勉強する範囲は分かってくると思います。
まとめ(今日の気づき)
受からない人の多くは、細かいところに目が行きがちで、意外と多くの人が正解している問題で点を落としています。
机でしか勉強できないこととスキマ時間でできるものを峻別する
過去問(年度別)をつかって、どこで点数をとれば合格点を確保できるのかを研究する。完璧を目指さない。
今回は
『資格試験勉強術 時間が取れない方はどうやって時間を作り出すか?勉強方法は?』
に関する内容でした。
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