東京都江戸川区 資格試験アドバイザー、相続専門・フリーランスや副業の法人化をサポートする小さな会社の企業法務を扱う、 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
司法試験や司法書士試験1発合格!
資格試験予備校のHPで大々的に公表されています。
本当に難関資格試験って1回で合格できるのか、自分の場合司法書士試験6回かかっていますので、そちらの視点で書いていきます。
資格試験予備校のスケジュール・プログラムは合格まで逆算して作られている
資格試験予備校のカリキュラムは、合格まで逆算してプログラムを組んでいます。
私は、難関資格試験であればあるほど、独学よりも資格試験予備校に行ったほうがいいと感じています。
予備校のカリキュラムに乗って勉強したほうが効率がいいですし、講師の言われた通り(受身になるのではだめですが)まずは勉強したほうが受かりやすいです。
当たり前ですが、予備校に行ったから受かるということは当然にありません。
予備校を積極的に活用して、自分なりの勉強方法を確立して初めて短期合格できるのです。
なので、これから資格試験を受講される方は、そのスケジュールに沿って勉強していくのが一番合格へ近いといえます。
なので、本来であれば、予備校のカリキュラム通りにきちんと消化していけば、1回で合格することも可能です。
1回で合格できる割合はどのくらいか?
ある資格試験予備校で、令和2年度の司法書士試験の一発合格者が11名と公表していました。
最終合格者が595名であることから、この予備校での1回で合格した人数は1%程度ということになります。
おそらく他の予備校でも同様と思われ、全体では5%くらいしか1回で合格できないと思われます。
とはいっても、1回で合格できる試験でもあるので、やりようによっては受かる可能性はあります。
私の場合は、司法書士試験は6回かかっていますが、周りの方々とお話してみても2ないし3回位はかかっているということを聞きました。
結論としては司法試験や司法書士試験は1回で受かる試験ではあります。
ただ、試験に集中できる環境にあるかで変わってきます。
意思が弱い人や曖昧なままで試験に挑む人は1回の合格は難しいと思ってください。
難関資格試験であればあるほど1回での合格は難しい
難関資格試験であればあるほど、ゴールをきちんと見極めることが重要です。
あくまでも試験に受かる勉強をしないと意味はありません。
余計なことに手を出してしまうと、基礎力が欠落し、合格への道が遠のいてしまいます。
司法書士試験6回受験した私も、余計な勉強をしてしまったために合格するまでに長期化してしまいました。
あと、教材を一つに絞りきれていない方も、見ていると合格しづらい気がしています。
どのテキストも完璧というのは正直ありません。
このことは受験生はしっかり把握してください。
自分の使っているテキストと過去問を駆使し、足りない情報は自分でテキストに加えるなど工夫することが必要です。
要は自分なりの勉強の要領をしっかりできている人が早期に合格できるのです。
難関資格試験であればあるほど、1回で受かる可能性は低いと思って勉強を始めていくべきです。
資格試験予備校は長期受験生のための講座を用意している
ここは厳しいことを書きますが、資格試験予備校も難関資格試験であればあるほど、1回で合格するのは難しいと思っているのではないかと。
そうでないと、2年目の中上級講座など作らないです。
むしろ、1回目で実力不足だと思った人を囲って2年目講座を作っていると思います。
資格試験予備校もビジネスのところもあるので、生徒を多く入れないと予備校が潰れてしまうので、より魅力的なものを作らないといけません。
これで受験生は騙されてはいけません。
試験に落ちたときに何が足りなかったのかきちんと分析した上で、必要であれば講座で補充するなど、受身に予備校を利用しないほうがいいです。
▼予備校に通う時間がもったいない場合は通信を活用するのもありです
難関資格試験の通信講座ならアガルートアカデミーまとめ(今日の気づき)
難関資格試験であればあるほど1回で受かるのは厳しい。
資格試験予備校に通って勉強するほうが効率的だが、受身に予備校を利用する人は1回の合格は厳しい。
資格試験予備校は中上級講座などを用意していることから1回目の合格は難しいと考えているフシもある。
今回は
『難関資格試験 司法試験や司法書士試験などは1回で合格できるのか?短期合格者でない合格者の目線から紹介』
に関する内容でした。
参考動画
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