東京都江戸川区 資格試験アドバイザー、相続専門・フリーランスや副業の法人化をサポートする小さな会社の企業法務を扱う、 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
資格試験の勉強に過去問は不要?
問題集だけをすれば、資格試験に合格できるのでしょうか?
今回は、難関資格試験である司法書士試験のことを中心に「過去問」のことについて書きます。
過去問の果たす役割とは?
どの資格試験でも、「過去問」は重要です。
なぜ問題集だけでなく、過去問が重要なのか?
過去問をやる一番の要因は、その資格試験の出題傾向や難易度を知るため。
過去問は、インプットした範囲でのアウトプットでも重要な役割を果たします。
また、難関資格試験になればなるほど、過去問はますます重要になってきます。
各種資格試験では、過去問はマストのアイテムです。
過去問以外のものに手を付けたほうがいいのか?
日商簿記2級の勉強では、過去問の他に問題集をやりました。
簿記の場合は、とにかく手を動かして内容を覚えていったほうが、頭に残りやすいと感じました。
簿記検定の場合はインプット重視よりもアウトプット重視のほうがいいです。
一方、難関資格試験の場合、まずは過去問の範囲をきちんと押さえることが重要。
試験で出題される問題の多くは過去問と類似しており、同じ内容でも違った切り口で聞いてくることが多いです。
過去問がマストアイテムです。
よく、司法書士試験で過去問だけでは受からないという方がいます。
しかし、過去問の範囲は合格できる受験生であれば誰でも点数をとってきます。
過去問から推測できる問題を落とすから、点数が伸びず合格できない受験生が多いのです。
応用問題も過去問で法的処理ができていれば応用はききます。
事務処理能力も各種資格試験では問われているので、まずは過去問をきちんとやることをしてください。
ただ闇雲に過去問を使えばいいのではない
よく過去問を勉強したという方の中に、正誤だけみて過去問の勉強をしたという方がいます。
それでは過去問をやったということにはなりません。
過去問から似たような制度や要件を探り出す、違った角度から聞かれたらどうかなど多角的に分析する必要があります。
私が過去問の重要性に気づいたのは、司法書士試験5回目のとき。
短期合格者が過去問を様々な角度で分析していたのをきいて、過去問だけで受かるんだというのを確証しました。
予備校講師の中には、過去問だけで受からないという先生もいますが、まずは過去問が大事であることを意識してください。
▼参考動画はこちら
まとめ(今日の気づき)
資格試験では過去問はマストアイテム。
過去問の正誤だけ見るのではなく、問題を多角的に分析することが「過去問を勉強した」ことになる。
今回は
『資格試験 過去問は必須なのか?問題集だけすればいいのか?江戸川区の司法書士が解説します!』
に関する内容でした。
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