東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
2018年9冊めの読書日記ブログ。
今回紹介する本は
『いい緊張は能力を2倍にする』
(樺沢紫苑著 文響社)
いい緊張は能力を2倍にする
樺沢紫苑 文響社 2018-06-01
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『いい緊張は能力を2倍にする』 この本の読者の対象者は?
とにかく緊張してあがりやすいあなたにぜひ読んでほしい本です。
私は特に司法書士試験などの国家試験、資格試験を取得してキャリアアップを目指したいビジネスマンにはぜひ読んでほしいです。
『いい緊張は能力を2倍にする』の構成は?
この本は、6章で構成。
緊張を味方にするための方法論や脳内物質の紹介、シチュエーションごとの対処法など内容は盛りだくさん。
全体で300ページ弱あり、内容も濃くボリューム満点です!
脳科学の観点から「緊張」を解説し、どのように緊張と向き合っていくかをわかりやすく解説してあります。
『いい緊張は能力を2倍にする』で得られた学びとは何か?
一番の学びは、緊張はしてもいいものだ。ただ緊張の度合いで味方にもなるし敵にもなる。
最高のパフォーマンスを発揮するためにはむしろ緊張することが大事だということ。
私も今まで司法書士試験を受験したり、プレゼンをする前はかなり緊張していました。
なので、緊張は致し方ない部分はあるけれど、なんとかならないものなのかという思いがありました。
それを解決してくれたのが、今回紹介する『いい緊張は能力を2倍にする』
まず、この本で緊張の仕組みがどのようなものかを理解できました。
一流のアスリートも適度な緊張を持って競技に臨んでいる。
リラックスし過ぎても全然結果は出ないものだと知りました。
そして、適度な緊張に持っていくために「深呼吸」や軽めのストレッチなど、身近にできるもので緊張を適度な状態に持ってこれるということも学べました。
脳内物質の活用をうまくコントロールできれば緊張は味方にできることを感じました。
資格試験受験者に特に『いい緊張は能力を2倍にする』を読んでもらいたい理由
この本を読んだとき、資格試験受験者はぜひ読んでほしいということに気づきました。
まず普段の勉強の対処法が紹介されています。
司法書士試験も他の国家資格試験もそうですが、過去問は特に大事だと書かれています。
これは私も共感します。
司法書士試験に限ったことでいうと、過去問で6割正解可能です。
そのレベルの問題が解けなくて合格なんてありえないからです。
特に何度も受験されている方ほど過去問を軽視しがちです。
あと、試験当日までの模擬試験の対処方法、試験当日、問題文が配られて開始時間までの過ごし方など、受験生に有益な情報が満載です。
特に一所懸命勉強してきた人ほど本試験当日に緊張する傾向があるようで、これを和らげる方法がこの本には散りばめられています。
『いい緊張は能力を2倍にする』を読んでやってみたいこと
私も今後、人前で話したりプレゼンテーションをする機会が増えると思います。
そのときに、予行演習を多めにやっておこうという気持ちになりました。
レジュメだけ作って満足せずに相手に理解してもらうためには適度な緊張を保ちながらメリハリを付けて話していく。
相手満足度もかなり変わるのではないかと・・・
練習の積み重ねと適度な緊張、この本で紹介されていた方法を活用して実践していきたいです。
まとめ(3つの気づきも含めて)
緊張することはよいことだ。ただ、適度な緊張で・・・
その緊張を和らげる方法も満載。
緊張しやすい体質のあなた!
ぜひこの本をとって脳科学の観点から緊張というものを学び、ぜひ味方につけてください。
最後に『いい緊張は能力を2倍にする』を読んでの3つの気づきを紹介します。
- 緊張は適度な緊張であれば自分のパフォーマンスを上げてくれる
- 適度な緊張を保つためには、普段の生活・過ごし方から変えていく
- 緊張をうまくコントールするためには、どういう物質が関わり、それがどのように影響してくるかが理解できたこと
『いい緊張は能力を2倍にする』
(樺沢紫苑著 文響社)
いい緊張は能力を2倍にする
樺沢紫苑 文響社 2018-06-01
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資格試験の方に読んでもらいたい本です。特に試験開始の前後の過ごし方で合否が変わってくると『いい緊張は能力を2倍にする』を読んで感じました。
その内容をブログでまとめました。
試験開始前の過ごし方で合否が決まる?「適正緊張」で試験に挑むには?『いい緊張は能力を2倍にする』より