「事業承継」「空き家」「相続税」~これからの相続問題はより複雑化するかも?

東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

今回は相続に関するお話。

最近「相続」に関してブログを書いているとどうもこれからの令和の時代、様々な問題が出てくると感じています。

時代とともに新しい問題が飛びててくるのです。

特に子供世代の方にしわ寄せがでてくる問題が多い・・・

あらかじめ相続対策を講じないと、次世代(子供世代)の方に迷惑になります

「事業承継」「空き家」「相続税」~これからの相続問題はより複雑化するかも?

「事業承継」「空き家」「相続税」~これからの相続問題はより複雑化するかも?

事業承継~誰に継がせるかで問題勃発

副業解禁やパラレルビジネスで、これから個人で起業される方が間違いなく増えます。

ある程度収入が増え、信頼関係の観点から法人化をする方もいますし、現に法人化の相談も受けています。

個人事業主の場合、事業を辞めたければ廃業手続はややこしくありません。

もし負債が残っても、個人のものになるので、相続したくなければ相続放棄の手続をすればいいでしょう。

しかし、法人化するときに考えてほしいのは、個人と法人は全く別物であること。

法人はたたまない限り永久に続くものだといういう社会的位置づけがあるので、誰かに継いでもらう必要があります。

もし、自分の代で終わらせるのであれば会社だけでなく、取引先をはじめ周りの協力者にも説明が必要です。

親族に継がせたいのであれば、早めの承継対策が必要で、その時に相続税・遺留分など相続の問題がでてきます。

「相続」から「経営承継対策」は問題が出てきます。

会社の法人化とともに会社を将来どうしていきたいのかを真剣に考える必要があります。

私のお客様も設立後十年経って、会社をどうしようか真剣に考えています。

「空き家問題」 誰が親の家に住むのか?

最近は核家族化が進み、子供も自分所有の家を持つことが多くなりました。

そうなると、両親が住んでいた家はどうするのかが問題になります。

ずっと放置しておくわけにもいかないですし、かとって家を取り壊すにもお金がかかる。

「空き家問題」も相続きっかけに問題が起きるのです。

相続税問題~自分の親が亡くなったらどれだけ払わないといけないのか?

相続税も相続をきっかけに起きやすい問題。

自分の親が亡くなったときに、自分がいくら負担しないといけないのか、自分の家計は大丈夫か、心配になる方が多いです。

相続税対策を立てておかないと、思わぬ出費となってしまう危険があります。

親はよくても子供にとっては相続税の負担は切実な問題です。

ここはいくら子供が思っても親がしっかり考えないといけない問題です。

まとめ~「予防法務」として相続を考える

結局は「相続」が発生したときに家族がバラバラになってしまっては元も子もありません。

今まで仲が良かった家族が「相続」が始まったばっかりに・・・

これは正直「相続」にならなければ問題が表面化しないことにも原因があります。

あらかじめ予測しておくことで、争いを未然に防ぐ、予防法務の観点から「相続」を考えることが令和の相続問題では大事です。

「事業承継」「空き家問題」「相続税」はあくまでも例示で他にもあるということを意識してください。

これからの混沌した世の中、「相続」の問題は複雑化しそうな気がするのは私だけでしょうか?

今回は
『「事業承継」「空き家」「相続税」~これからの相続問題はより複雑化するかも?』
に関する内容でした。

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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