会社設立、ひとり会社のリスクをご存知ですか?知らないではじめてしまうと・・・

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

はじめに

最近書店を見渡すと、「会社設立」「起業」の本が多く出版されています。

税理士が書いているのが多いのが気がかりですが・・・

さて、多くの本ではひとり会社の例で書かれています。

しかし、一人会社のデメリットを書いている本はほとんどありません。

あなたがもしひとりで会社をはじめたいのであれば、知っておかないと後々トラブルになるでしょう。

今回は、登記情報654号『「そこから先」を知るための定款対談』を参考にしました。

graph-163509_1280

ひとり会社のデメリットを知ることが会社経営では大事!

ひとり会社を作る人はどんな人が多いか?

ひとり会社を作る方は、一刻でも早く法人化してほしいと取引先からいわれている方もいるでしょう。
退職後の起業、主婦起業でコンパクト経営のための法人化の方もいます。
さらに、個人事業主の法人成りの場合もあります。

ひとり会社は気楽にできるということで、副業も増えることと相まって今後ますます増えそうな気がします。

でも、あなたがひとり会社のデメリットを理解して会社を設立しないと相続人や関係者に迷惑になります。

なぜかというと、自分一人だけでは済まされないことが発生するからです。

取締役であるあなたに万が一のことがあったら・・・

取締役が、怪我や病気になった場合、たちまち会社経営は立ち行かなくなリます。

そうなると、取引先にも迷惑がかかります。

あなたが万が一不慮の事故などで亡くなったとき、会社はすぐにたたむことはできません。
会社の財産状況を把握したうえでないとたたむのかが決まらないからです。

特に働き盛りの40、50歳代のかたで急になくなったという事例を見かけますし私もそのお客様に遭遇しました。

万が一ひとり会社の社長がなくなると、相続人に迷惑がかかることもあります。

一つは株式の相続。
単純に株式を相続できないケースもあります。

あなたが頑張った結果、一株の価値が高まると、相続開始時に揉め事となることもあります。

また、経営者が会社にお金を貸していた場合、それも相続財産の対象となります。
会社に貸し付けている額が多ければ処理がややこしくなります。

最近、ひとり会社でシニアの方が起業するケースが多いです。
年齢が高い時に経営者となるので、より経営者の健康リスクが高いです。
より、法人化するするリスクのことを重々考えないと いけません。

ひとり会社のリスクを回避するにはどうすればいいか?

リスクを完全に回避することは難しいといえます。

なので、経営者は、少しでもリスクを減らすという観点を持つことが大事です。

まずは事業が軌道に乗りだしたら、自分がいなくても大丈夫なような体制を作り上げる。

そして、特にシニア起業でリスクが高い認知などになった時の対応も考えておくことも重要です。

後見や保佐開始の審判がでたら、現時点では取締役は退任しなければなりません。

そのことは重々承知しておいてください。

さらに、会社を設立したら、遺言書は必須です。

後継者はどうするのか、株式や貸付金をどう扱うのか、遺言書に記載しておくことをオススメします。

organizer-791939_1920

まとめ

私が扱った案件で、一人会社の役員が急に亡くなって相続人の方が対応に苦慮したことがありました。

ひとり会社を設立する際、必ずリスクがあるということは常に意識しておくことが大事です。

会社経営を始めるとリスクはつきものそれをいかに減らせるかが、経営者の腕の見せどころではないでしょうか。

参考書籍

中小企業のための戦略的定款―作成理論と実務

司法書士グループLLP経営360° 民事法研究会 2008-06
売り上げランキング : 582051

by ヨメレバ

無料メルマガ登録

ブログとは違った内容で更新 無料メルマガ登録はこちら!

毎週月曜日に発行中

メルマガ登録フォーム

メールアドレス ※必須
名前(姓) ※必須
名前(名) ※必須

広告

こちらもおすすめ