東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザーの司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
「資格合格逆算メソッド」。
合格(=受験日)点を取るために、逆算して今何をすべきかを考えるメソッドです。
司法書士試験が終わりました。
結果はいかがだったでしょうか?
手応えあった人もそうでない人も、意外と大事なのは試験が終わった日以後の過ごし方。
今回は司法書士試験終了後の翌日からの過ごし方を書きます。
試験が終わったらすぐに勉強を再開する
以前ある予備校講師が、合格発表があるまでは勉強しなくていいということをいっていました。
しかし、私は今の司法書士試験の傾向を知る限り、すぐに勉強を再開すべきだと思っています。
筆記試験に合格したあとも、口述試験があり、その後新人研修が続き、勉強漬けになります。
手応えがない人が勉強を続けないと、すぐに知識が抜けてしまい、それを回復させるにはかなりの時間を要します。
結局試験が終わっても勉強は続くものだと思ってください。
今年の解答速報を聞いて来年の試験の対策を立てる
おそらくどこの資格試験予備校も、試験後1ケ月以内に来年度の対策講座を無料で開催します。
今年の問題の解説は正直どうでもいいので、来年度に向けての自分の分析はこの時期にしっかりやっておくべきです。
むしろ筆記試験合格発表までに、自分なりの勉強方法を確立させることが来年合格できるかどうかの境目になります。
もう一度今年の試験の自分の失点を確認する
司法書士試験は必要な知識があれば、誰でも合格できる試験です。
点数が伸びていないのであれば、徹底的な分析をしてから勉強を始めないと、今年の試験と同じことを繰り返してしまいます。
満点を目指さなくても合格点を目指せばいいので、そこをまずは勘違いしてはいけません。
あなたの勉強法は「完璧主義」を目指していませんか?
あの独特の緊張感のもとで試験を受けるわけで、インプットしたものがきちんとアウトプットできていたかを徹底的に分析してください。
最近の試験問題を見ていると「読解力」が必要なのかと思っています。
問題文を素直に読めているかどうかを確認することをおすすめします。
変に問題文の裏側、深読みをしすぎていないか、素直に問題文を読めているか、そこを分析することこそ来年度の勉強の方針を立てる上で重要です。
今までの勉強方法に固執することなく、柔軟に変えていくことが大事になります。
予備校を使う場合は、受動的に使うのではなく、自分から積極的に使いこなすことが大事になります。
詳しくは拙著「資格合格逆算メソッド」を御覧ください。
まとめ
試験が終わって疲れている気持ちは分かりますが、受験生と差がつくのは試験直後です。
ここの過ごし方が意外と大事であることを受験生はもっと知っておくべきです。
今回は
『【資格合格逆算メソッド】司法書士試験が終わったあとの翌日からすべきことは?』
に関する内容でした。
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