東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザーの司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
「資格合格逆算メソッド」。
合格(=受験日)点を取るために、逆算して今何をすべきかを考えるメソッドです。
「資格合格逆算メソッド」が発売されて4ケ月。
ちょうど先週、司法書士試験も終わり、自己採点してちょっと厳しい結果を結果になってしまった方へ。
ぜひ「資格合格逆算メソッド」を読んでから勉強再開してほしいです。
今回はこの本の特徴を中心に紹介していきます。
この本を読んでほしい方へ 司法書士試験再受験をする方はぜひ!
この本には特殊な技術が書かれていません。だから誰でも真似はできる。
この本の特徴の一つです。
よく資格試験1回で受かった書籍を見ていると、特殊な方法を書いているものがあります。
しかし、勉強法は人それぞれ。
10人合格すれば10通りあると思ってください。
難関資格試験に特殊な技能は不要です。
諦めない気持ちと「継続」、それがあれば合格できます。
自分は、司法書士試験6回かかりましたが、最後まで諦めなかったのが一番の要因でした。
なので、特殊な合格方法を身につけるのではなく、合格マインドを身につけたいかたに読んでほしいのです。
何度受けても受からない方へ 間違った方向にいっていませんか?
私の本のコンセプトに、なかなか受からない人に早く合格してほしいという思いもこめています。
なので、長期受験生の方で早くこの状況から卒業したいという方はぜひ読んでほしいのです。
長期受験生は、何年も勉強している間に合格とは真逆な方向に舵を取っていることがあります。
これを正確な方向に戻してあげたい、そのような意図もこの本ではあります。
間違った方向に行っている人ほど、ぜひ短期合格者の勉強方法を真似てほしい、これが私の思いです。
短期合格者はなぜ1回で合格できるのか?
運もあるでしょうが、やはり、繰り返し教材を絞って徹底的にやっていたから。
つまり「一点集中」的な勉強をしてほしいのです。
司法書士試験の特徴として、過去問の頻出範囲から5割ほどで、3割は過去問の応用、2割が未出分野からの出題となっています。
となると、戦略的に過去問の5割は確実に正解できるだけの学力を身に着けつつ、未出分野で点数が取れるだけの下地作りをしたほうが合格は早いのです。
「基礎が大事」とは過去問の分野を徹底的に潰すことを意味しています。
過去問を軽視している人はどの資格試験でも受からないのです。
難関資格試験 長期受験生の特徴
自分が受験生だった時、ある資格試験予備校の机を見たことがあります。
司法試験受験生だったかと思いますが、教材が山のように積み重なっていました。
こんなにやることが多いのかと思ってしまいました。
実は、教材を多くあればあるほど、長期受験生の仲間入りをしてしまいます。
あんなにたくさんのことを覚えなくても、試験には受かります。
「完璧主義」ではなく「合格に必要な知識をつける」ことが大事なのです。
基礎(=土台)をしっかり身につけておけば、別の問題が出てきても、基礎力で何とかなるのです。
山積みされたテキストをあれこれ覚えようとするから合格できないのです。
よく予備校講師が「基礎が大事」と言いますが、根本にあるところ、過去問で問われている知識とその背景をしっかり知ることが合格へと繋がってくるのです。
なので、過去問は徹底的に潰すべきなのです。しかもしつこいくらい何度でも!
長期受験生は意外と基礎や過去問を軽視しがちでなんでも覚えようとするから合格へ遠ざかっているのです。
さらに、一度身についた勉強法を修正するのに意固地となり、なかなか反省できないというところもあります。
長期受験生ほど最低限の知識でいいという「絞り込む勇気」を持ってほしいのです。
拙著にもこの思いが強く込められています。
まとめ
長期受験生ほど短期合格者の真似をする勇気を持ってもらいたい。
拙著にはこの思いがあります。
受験勉強は費用と時間がかかるので、早く卒業して実務で活躍してほしい、これが私の本の思いです。
今回は
『【資格合格逆算メソッド】どのような人に「資格合格逆算メソッド」を読んでほしいか?』
に関する内容でした。
参考動画
編集プロヂューサーの城村典子様と対談動画をとらせていただきました。
ブログにも掲載されています。
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