社労士の合格率が2%台?
先日社会保険労務士(社労士)の
合格発表がありました。
びっくりしたのはなんと合格率!
今年はなんと2.6%
昨年が9.3%だったので難化したのが
分かります。
なぜそこまで難しくなったのか?
おそらく、
満点の何%獲得しないと
合格出来ない方式で行っているから
ここまで合格率が低くなった
のかと思います。
司法書士試験より合格率が低くなったのはなぜ?
司法書士試験の場合、最終的には
受験者数の一定割合をかけた人数を
合格者としています。
その目安が3.9%
そこが社労士試験との違いだろうと
思います。
なので、司法書士試験の場合
難しい年にあたっても、
合格率は変わりません。
しかし、社会保険労務士試験の場合は
点数で合格者を決めるので、
難易度で合格者が変わってしまいます。
難しい年にあたってしまうと、
極端に合格率が落ちるのはそのためだと
思います。
行政書士試験もそういうことがあり、
簡単な年は合格率20%弱で、
その翌年は合格率が一桁と
かなり極端になりました。
どっちがいいのかは・・・
ある程度の割合で合格者を出すのか、
それとも合格点数で合格者を出すのか
どちらがいいのか一概には言えません。
ただ、受験生にとっては一定割合をかけて合格者を出すほうがいいと思います。
難しいことをやる必要はない
だいたい、難しい年になると
かえって難関な問題をやる必要がある
と思いがちですが、そうではありません。
逆に基礎を固めることが本当に大事です。
司法書士試験で、
平成12年に極端に難しい問題がでました。
来年に向けて、司法試験の問題を
やる必要があるのではないか、
もっと難しいことをする必要がある、
ということが受験界でいわれました。
蓋を開けたら、平成13年は問題が易化。
基礎的なことを繰り返しやっていれば
良かったのです。
難しいことを勧めていた某予備校は
今は運営しているかが不明です・・・
いずれにしても、
どのテキストにも書かれていることは
何度も繰り返す。
過去問を何度も繰り返す。
繰り返すことは苦痛ですが、
アタリマエのことを繰り返しやった
受験生から受かる
のではと思います。
皆様はどのように思いますか?