相続登記が遅れるとまずいことは?江戸川区葛西の司法書士が書きます!
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
はじめに
ここ最近、相続に関する相談を受けております。
亡くなっているにも関わらず不動産の名義人が被相続人のままという事例も結構あります。
今回は相続登記が遅れると何がまずいのかを紹介します。

相続登記が遅れるとまずいことは?
相続登記が遅くなるとまずいことは?戸籍集めが面倒になる
どうしても、金融機関の手続きを優先させる傾向にあるためか、不動産の名義を変更するのは後回しになる傾向にあります。
そうなると、不動産の名義人は被相続人のままの状態が長く続いてしまいます。
いざ、相続登記の名義人が被相続人のままであることに気付き、相続登記を始めようとすると、意外と面倒なのは「戸籍収集」。
被相続人が亡くなってから、相続人が亡くなり、二次相続が発生していることもあります。
そうなると、戸籍を集めるのが通常の倍以上の能力が必要となり、結構面倒になります。
さらに収集する時間もかかってしまい、面倒になってしまいます。
なので、金融機関の相続手続と同時に不動産の名義変更もしていかないといけません。
相続登記が遅れるとまずいことは?相続人間の調整がややこしくなる
先程も、相続登記を放置して、いざ始めるとなると「戸籍収集が面倒」ということを書きました。
それに伴い、二次相続も発生し、当初想定していた相続人が増えてしまっているということも起きます。
だいたい、相続登記で名義人を変更するときに、遺言書はないので、遺産分割協議で行う必要があります。
となると、お互い知らない同士顔をあわせないといけないことになってしまい、手続きが煩雑化してしまいます。
さらに、相続人中行方不明とかになると、不在者財産管理人を選任する必要があるなど、相続登記のためにこんな面倒なことをしないといけないのかと思ってしまいます。
なので、相続登記は早めに行ったほうがいいのです。
相続登記の義務化が相続登記の後押しをしている
最近、巷で相続登記義務化が話題となっています。
相続登記をしないとまずいことが起こるかもということが浸透しているように感じます。
とはいっても、何から手を付けていいかが分からない。
なので、司法書士に相談して手続きをお願いしようという方が増えています。
相続登記の義務化は令和6年4月1日から。
相続登記を放置したままにしてしまうと、最大で10万円の過料が生じます。
なので、早めに相続登記を終わらせたいという方が増加していると感じます。相続登記が遅れると相続人間の調整がややこしくなる
先程も、相続登記を放置して、いざ始めるとなると「戸籍収集が面倒」ということを書きました。
それに伴い、二次相続も発生し、当初想定していた相続人が増えてしまっているということも起きます。
だいたい、相続登記で名義人を変更するときに、遺言書はないので、遺産分割協議で行う必要があります。
となると、お互い知らない同士顔をあわせないといけないことになってしまい、手続きが煩雑化してしまいます。
さらに、相続人中行方不明とかになると、不在者財産管理人を選任する必要があるなど、相続登記のためにこんな面倒なことをしないといけないのかと思ってしまいます。
なので、相続登記は早めに行ったほうがいいのです。

まとめ
相続登記義務化が浸透し、放置していた不動産の名義を変えたいという方が増えています。
ただ、相続開始から年月の経った相続登記は手続きが面倒になってしまうことをあらかじめ知っておくことが重要です。
今回は
『相続登記が遅れるとまずいことは?江戸川区葛西の司法書士が書きます!』
に関する内容でした。
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