法人設立 発起人はひとりがいいのか?出資者を募ったほうがいいのか?

法人設立 発起人はひとりがいいのか?出資者を募ったほうがいいのか?

東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

個人事業主で軌道に乗ったので法人化したいという方が増えています。

問題になるのは出資金と出資者。

株式会社や合同会社の場合は資本金の額が設立時に登記されます。

出資者次第で設立後の会社運営も変わってきます。

今回は法人化するに当たり、出資者を募るべきかどうか、私の考えも含めて紹介します。

法人設立 発起人はひとりがいいのか?出資者を募ったほうがいいのか?

資本金の額の要件はなくなった

会社設立に際して、十数年前までは、株式会社で1,000万円、有限会社(現在設立不可)では300万円必要でした。

さらには、株式会社設立に際しては、取締役会設置と監査役が義務だったので、最低でも人員が4名必要でした。

しかし、平成18年5月の会社法施行により、会社設立の際の法人の資本金要件はなくなり、ひとりであっても株式会社を設立できるようになりました。

なので、一匹狼タイプのかたにとっては、出資者を募らずに会社設立を行うのがいいです。

ひとりで会社設立目指したほうがいいメリットとは?

出資者を募らずに会社設立できるようになったのは、実はメリットが大きいです。

どうしても出資者を募ると経営権で揉めてしまうことがあります。

合同会社であれば定款である程度柔軟性をもたせることが可能です。

株式会社であってもある程度柔軟性をもたせることは可能ですが、株式に差をつけたいのであれば種類株式を発行する必要があります。

結構問題となるのは、議決権について。

株主総会の普通決議にしても、株式数次第では、経営権で揉めることにもなってしまいます。

特に共同で会社を運営する場合は、株式会社、合同会社でも注意が必要です。

自分の思い通りの会社にしたい場合であれば、出資者を募らずに会社設立したほうがメリットがあります。

出資金はいくら位が妥当なのか?

では株式会社や合同会社をひとりで設立する場合、資本金の額はいくらがいいでしょうか。

1円からでも設立できますが、登記簿謄本でも資本金の額が記載されるので、1円と見られるとやはり信用度は低くなります。

対法人で取引する場合はある程度の資本金の額は積んだほうがいいです。

最近は資本金の額が10万円とか100万円とかで設立されている方が多いです。

結局はそのお金を元手で会社を動かすことになるので、ある程度会社で使う資本金の額は準備したほうがいいでしょう。

まとめ

最近は出資屋を募って会社を設立する方は一匹狼タイプの方は少ない気がします。

自分の会社であれば、自分の思い通りにならないと意味はないでしょう。

将来大きくする予定がある場合は、出資者を募って設立することもありでしょう。

今回は
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に関する内容でした。

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参考書籍

経営者・スタートアップのための 起業の法務マネジメント

大城章顕 日本実業出版社 2020年01月18日頃
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この記事を書いた人

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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