2020年の司法書士試験筆記試験の択一式基準点が公表!果たして…
ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2020年の司法書士筆記試験。
今年は、新型コロナウイルスの影響で試験日が9月にずれ込み、2ヶ月位遅いスケジュールとなっています。
果たして基準点はどうだったのでしょうか。
2020年の司法書士試験筆記試験の択一式基準点が公表!果たして…
2020年は問題が簡単だったのか?
各予備校の先生方のブログや講評をひと通り見ました。
昨年よりも解きやすい問題が多かったので、基準点は昨年よりも上がるのではないかというのが大方の予想でした。
ただ、民法は債権法改正の問題がストレートに問われていたようで、ちょっと細かい部分も問われていたので厳しい問題も多いのかと感じました。
実際に問題を見ていないのでわかりませんが、受験生にとってはちょっと酷だったかもしれません。
それが影響したか分かりませんが、午前の部の基準点は昨年と変わらず25問(75点)でした。
これを見る限り、難易度は例年並みかやや難という気がします。
一方午後の部は昨年は難しく、基準点も22問(66点)と相当低かったです。
今年はやや改善されて、基準点は24問(72点)で、こちらはほぼ難易度は普通といったところでしょうか。
実際の合格点はどうなのか?
2020年の記述式はそんなにややこしい問題はでていないと聞いているので、記述式の基準点は昨年と比べやや上がりそうな気がします。
そう考えると、今年の総合点は低かった昨年よりかは上がるだろと思われます。
やっぱり基礎が大事!
こうしてみると、条文と過去問はいかに大事であるかというのを改めて感じます。
特に改正法が出題されて初めての年でしたが、条文をもっとより意識して読むことが重要なのかと思います。
以前、条文はでてきたごとに参照すべきかという質問を受けましたが、できれば、条文は勉強するときにはでてくる度に見ることがより重要になるでしょう。
ますます基礎力が大事なのかというのが見て伺えます。
受験者数の減少が気がかり
午前・午後と受験した人数は11,000人位。
昨年と比べると受験者数は2,000名減少しています。
今年は新型コロナウイルスの影響と受験会場の減少が大きく響いているかもしれません。
そろそろ対策を講じていかないと、受験者数が1万人を割るという事態になるかもしれません。
まとめ
基準点を超えても、午前・午後で2~3問多く取らないと総合点で合格はできません。
来年受ける予定の方は、とにかく基礎の基盤をきちんと年内に固めることをオススメします。
今回は
『2020年の司法書士試験筆記試験の択一式基準点が公表!果たして…』
に関する内容でした。
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