「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
変化していく時代、ブレない軸をしっかりもつ
「経営理念」をしっかり考える
これから起業して会社を興すあなた。
「会社を設立して10年後には90%はなくなってしまう」
このことはしっかり押さえておくべきです。
変化に柔軟に対応する経営を行なうことが、会社を永続的にさせる一つの要因です。
ただ、ころころ経営方針を変えていくのは、会社の内外で様々な問題が起こります。
そこで大事になってくるのが「経営理念」なのです。
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何のために会社を設立したのか?をじっくり考えること
今の時代、会社設立自体は簡単になっています。
あるところでは、データーを入れればものの数分で会社設立の書類ができてしまうとか。
それでやってもいいでしょうけど、もっと大事なこと。
本当に何のために会社を起こして、社会に貢献したいのかを考えること。
それが経営理念の柱になるのです。
私の場合、会社設立シートに経営理念を書く欄を設けています。
定款の前文にも記載しています。
つまり大事なのは
「なぜあなたは会社を起こしたのか、何をして社会に貢献していきたいのか?」
そこをじっくり考えることが大事ではないでしょうか。
中小企業もコンプライアンス重視の時代が?
さらにもう一つ
現在、コンプライアンスが大会社ではものすごく重要視されています。
おそらく近い将来、中小企業にも影響をおよぼすと思われます、
そこで生き残れるかどうか決まってくる可能性もあります。
例えば
- 毎年、必ず株主総会を開催している
- 株式会社の場合、必ず決算公告をしている
- 取締役会をおいている会社は、3カ月に1回取締役会を開催している
といったような、法律で決められていることをしっかり守れているかどうか、問われる時代が来たような気がします。
特に株式会社の決算公告については、これからの時代、しっかりやっておかないとまずいような気がしています。
まとめ
変化に柔軟に対応する。
そのことは会社を続けていくためにも重要な要素。
その基板となるのは「経営理念」
軸をしっかり持つことが本当に大事です。
あとは、経営者になるあなたが経営するために必要な法的知識を身につけていくか
それも重要になります。
会社を作るのは簡単になったけれど、その前段階でしっかり自分がやりたいことを見つめることが重要になった気がしますがいかがでしょうか?
今回もご覧いただきありがとうございました。
感想を聞かせて頂けると嬉しいです。
ビジネス常識としての法律 (日経文庫)
堀 龍兒,淵邊 善彦 日本経済新聞出版社 2014-07-16
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