東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
私の業務は司法書士業務がほとんど。
行政書士単独で扱う業務は殆どありません。
最近の傾向として、司法書士業務と行政書士業務が重なる案件が増えています。
以前も書きましたが、私が扱う行政書士業務について触れていきます。
行政書士の仕事の範囲は広すぎる だから得意な分野と不得意な分野がある
私が扱えない行政書士業務について
あえて先に私があつかえない行政書士業務について書きます。
まず、特定行政書士業務は一切扱えません。
特定行政書士とは、特定の研修を受けることで行政不服申立てに係る手続の代理を行うことができるようになった行政書士の名称です。
特定行政書士の資格を取得して実際に業務をしている行政書士がどれだけいるのか分かりませんが・・・
私は研修自体受けていないので、上記の業務は扱えません。
あと、最近よく聞かれるのが、外国人のビザとか入国管理業務についてできますかという質問。
入管業務も所定の研修が必要ですが、受けていないため、私は取り扱いできません。
入管業務は行政書士の花形業務の一つで、得意な方は相当得意です。
しかし、下手すると犯罪に巻き込まれるリスクが高いのもこの業務の特徴です。
いずれにしても入管業務は現在扱っておりませんのでご了承ください。
入管業務に詳しい行政書士の先生と仲良くなりたいのですが・・・
自分が扱う行政書士業務は何か?
結局司法書士業務の合間を見てやらないといけないため、行政書士業務を単独で行うことは殆どありません。
ただ、最近、企業法務や信託業務、遺産承継業務で司法書士業務では扱いにくい契約書の作成等を行政書士の資格で行うことがあります。
行政書士は権利義務に関する文書の作成業務があるので、幅が広い業務が扱えるといえます。
その他の実績としては、司法書士では扱えない内容証明郵便の作成、建設業の許可、決算届、宅建業の更新などもやっています。
ただ、急ぎの案件とか要件が厳しい場合には他の先生にお願いすることもあります。
今後の私の行政書士業務の展望
一番やりたい業務は、民事信託・遺産承継・企業法務・事業承継分野に関するものです。
こちらは司法書士とうまく組み合わせながら、税理士の先生と共同でやれればいいかと思っています。
上記の業務はひとりではとても扱いにくく、依頼者の要望に答えるのに、複数の専門家が関与することが必要です。
そのためにも、時間をみて行政書士業務を見つめてみようと思います。
まとめ
申し訳ありませんが、特定行政書士業務と外国人の入管業務は当事務所では扱いません。
どうしても行政書士業務は扱う範囲が広いため絞り込みをしないと宙ぶらりんとなります。
しばらくは上記4分野に関する行政書士業務を中心にやっていく所存です。
今回は
『行政書士の仕事の範囲は広すぎる 私が扱える行政書士業務・扱えない行政書士業務とは?』
に関する内容でした。
あわせて読みたい
似たような内容のブログですが、こちらでも入管業務は扱えないと書いていますね。
司法書士業務と比較して書いていますので、是非こちらのブログも合わせて御覧ください。
参考書籍
新しい家族法務 実務家養成講座 (実務直結シリーズ)
渡邉 愛里 税務経理協会 2018-10-12
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行政書士のための 遺言・相続 実務家養成講座〔新訂版〕 (実務直結シリーズ)
竹内 豊 税務経理協会 2018-01-18
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