東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
2017年9冊目、今回紹介する本は、
『新版 小さな会社★儲けのルール』
(竹田陽一 栢野克己著
フォレスト出版)
【新版】小さな会社★儲けのルール
竹田陽一,栢野克己 フォレスト出版 2016-07-21
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目次
はじめに
現在、起業ブーム
ただ現実会社を興しても生き残れるのは
ほんの一握り。
では、どうやったら生き残れるのか?
この本で詳細が書かれているので、
これから起業する方にはぜひ読んでほしい。
私も事務所経営にあたり役に立った内容で
ある。
以下、私が気づいた点を紹介していく。
本書の構成
構成は以下のとおり
プロローグ
社長にはだれでもなれるけと・・・儲けのルール1
小さな会社が成功するために
~弱者の基本戦略~儲けのルール2
成功する天職・ビジネスの選び方
~弱者の商品戦略~儲けのルール3
成功する事業エリアの選び方
~弱者のエリア戦略~儲けのルール4
成功する客層の選び方
~弱者の客層戦略~儲けのルール5
成功するお客探し
~弱者の営業戦略~儲けのルール6
成功するお客の育て方
~弱者の顧客戦略~儲けのルール7
成功するためには長時間労働が不可欠
~弱者の時間戦略~
中小企業には中小企業の攻め方がある
「ランチェスター戦略」というのを
聞いたことがあるだろうか?
戦争の時に使われたやり方だが、
マーケティングでも活用できる。
上記構成を見ても分かるが、
弱者(=中小零細企業)が取るべき
戦略が事細かに解説してある。
戦い方を間違えてしまうと、
いくらいいもの、商品をもっていても
勝つことができない。
では、どうやってアピールしていかない
といけないのか、この本で細かく書いて
いる。
中小企業の経営者にとってはまさに
バイブル的な本であろう。
その時代にあわせた戦略で勝負!
中小企業の経営は時代の流れにあわせて
変えていくべきものとそうでないものが
ある。
今の時代はインターネットの普及で
すぐに廃れてしまうものもある。
かといって、アナログ営業も未だ効果が
あるようだ。
時代の流れに併せ、デジタルとアナログ
両方兼ね備えることが、中小企業の
営業や戦略では大事ではないか
この本で強く感じたところである。
思い切った戦略が勝者になると感じた本
業界ナンバーワンを取れればいいが
なかなか難しい。
そうであれば小さな商圏や地域で
まずは足を固める戦略を取ったほうが
手っ取り早い。
その地域でナンバーワンになれば
自ずと口コミで広がり、儲かることが
可能である。
この本では事例が豊富に紹介されて
いるので、自分の会社ならどの方法が
当てはまるのか分かりやすい。
強いて言えば東京都内の中小企業の
事例をもう少し上げてほしかったが・・・
私がこの本から得られた気付きは?
デジタル営業も大事であるが、
相手とのコミュニケーションも大事で
あるということ。
また、司法書士業務でどんなもので
強みを立てるのか、どの範囲で商売する
かを知ることができた。
私としては
「江戸川区の相続登記専門」
「江戸川区合同会社設立専門」
として売り出そうかと考えているが・・・
まとめ
業界内部だけにこだわらずもっと視野を
広げることが大事だとこの本から
学ぶことができた。
これから起業される方は下記の本と併せて
勉強してほしい。
小さな会社の稼ぐ技術
栢野 克己 日経BP社 2016-12-07
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私も自分の強みをもち、事務所をもっと
儲けていきたい。
【新版】小さな会社★儲けのルール
竹田陽一,栢野克己 フォレスト出版 2016-07-21
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