東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 しくじり資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
私は司法書士試験合格までに6回かかっています。
俗に言う「長期受験生」のひとりです。
なぜ、司法書士試験6回もかかってしまったのか、これから資格試験の勉強を始める方に役に立つ内容で紹介していきます。
長期受験生になった要因 最初甘い気持ちで受験勉強開始したこと
司法書士試験の勉強を始める前までは、司法試験の勉強をしていました。
それが大学2年生のとき。
将来は法律に関わる仕事をしたいと思い、弁護士を夢見て司法試験の勉強。
しかし、根っからの性格で司法試験の勉強を断念。
そこで書店にいくと、資格試験予備校の「司法書士」のパンフレットに目がいき、調べてみました。
司法書士も法律を使って仕事ができる、司法試験よりも簡単…
そのように思い、甘い気持ちで司法書士の勉強を始めました。
これが長期受験生への道につながるとは…
長期受験生になった要因 予備校のカリキュラムに途中からついていけなくなった
当時は大学に司法書士の課外講座はなく、資格試験予備校に3年生から通いはじめることに。
ちょうど就職活動も入り始め、だんだん勉強と就職活動が両立できないことが。
授業には出ていたのですが、だんだん講義の内容が頭に入ってこなくなり、ついていけなくなりました。
最初の予備校選び、講座選びは本当に大事だと合格してから思った次第です。
「講座費用が安いから」とか、「いつまでに申し込みするとテキストプレゼント」とかの宣伝文句に騙されず、じっくり決めるべきでした。
「自己投資」するからには、しっかり下調べしてから決めることが重要です。
長期受験生になった要因 余計な部分に手をだしすぎた
平成12年、ある程度勉強していきましたが、その年は異様に難しい問題になってしまい、不合格。
このとき、周りから司法試験の問題をとかないといけないとか、この予備校に通わないと合格できないとか様々な情報が錯綜していました。
現在でも、ネットの普及で情報が多くなっているので、峻別する能力も必要になってきています。
そのことが原因で、過去問よりも他の参考書に手を出してしまい、基礎力がそこで落ちてしまったと感じました。
さらに平成13年受験時は、3月まで忙しい事務所に勤務していたこともあり、勉強時間の確保も難しかった。
平成13年、蓋を開けてみたら、難易度はなく、ほぼ過去問をしっかりこなしていれば合格できていました。
あらためて過去問の重要性を感じましたが、当時はそのことに気づきませんでした。
そう、気づいたのは4回目の試験に落ちたとき…
まとめ
自分のしくじり談を書きました。
これをもとに、まずは予備校選びから情報の峻別など、短期合格するためにはしっかり自分なりに調べた人から合格できている感じです。
あとは、資格試験の勉強に対する熱意と情熱が必要なのかと。
今回は
『【資格試験】自分が6回も司法書士試験合格までにかかってしまった原因とは?長期受験生から見た短期合格への道』
に関する内容でした。
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