「予防法務」これからは個人も法人も必須の時代に突入?【司法書士の業務日記】

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに


何がおきてから対処すると選択肢が
狭まる。


もしくは無用な争いで疲弊してしまう。


最近個人相談を受けているともっと早い
段階で相談に来てもらえればと思う
案件が多いです。


これは個人だけではなく、法人にも
当てはまるのです。

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事件がおきてからでは遅い 「予防法務」であらかじめ対策を!


個人の「予防法務」の代表といえば・・・


私は「相続」が「予防法務」の代表格だと
思っています。


先日のウエブ心理塾祭りの際にも、
実際に相続がおきてはじめて慌てたという
声を聞きました。


そんな複雑な家族関係でなく、
単純に相続ができていればいいのですが、
離婚なり、兄弟間の仲が悪かったりすると
たちまち相続開始時に問題がでます。


あとは相続税についても「予防法務」の
ことが言えるでしょう。


何もしていないと相続税が予想以上に
発生する。


ただ、アパートをむやみに作り、
アパートローンで節税を図ったが、
結局はローンだけが残った・・・


色々シュミレーションを立てて、
今からできることは対策を立てるべきです。


法人の場合も「予防法務」は大事です


個人よりも法人の方が「予防法務」は
大事です。


会社設立前段階からどういう問題が
起きそうか予想を立て、早めに対策を
講じることが重要です。


例えば人を雇うのであれば、雇用関係を
どう構築していくか、人を雇った時
どういう問題が起きそうか予想しておく、
その予想を元に動くことが大事です。


さらに、会社については、承継問題が
大きなヤマです。


誰にどう継がせるのか、相続対策も
視野に入れ、早めのうちに問題点を
洗い出すこと。


人間と違い、会社は永久に続くもの
しかも従業員やその家族、取引先など
周りに与える影響は大きいです。


これこそ「予防法務」のひとつと
言えるでしょう。

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まとめ


「予防法務」はまだまだ自分は大丈夫、
後回しにしてもいいと思っていること
ばかり。


ただ、それがいつ来るかは分かりません。


危機管理能力の一つといえるでしょう。


慌てないためにも「予防法務」で
今からできることは個人・法人レベルで
考えてみてはいかがでしょうか。


参考書籍

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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