こんにちは、東京都江戸川区船堀に事務所を構える司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
相続が発生し、親の不動産の名義を変更しなければならないとき、どこから手をつければ良いか分からない方も多いでしょう。
この記事では、相続登記の基本的な手順を分かりやすく説明します。
特に、何も準備ができていない状況からでも進められるように、必要な書類やステップを具体的に紹介します。
最後までぜひ御覧ください。
初めてでも分かる「相続登記」手続きの流れ
1. 相続登記とは何か?
相続登記とは、親が亡くなった後に、その名義になっている不動産を相続人の名義に変更する手続きです。
最近までは相続登記は法律で義務づけられていませんでした。
しかし、令和6年4月1日から相続登記は義務化され、登記をしないと過料(罰金みたいなもの)となり、余計な費用を払う必要があります。
相続登記を早めに行うことで将来的なトラブルを避けることができます。
2. 相続登記に必要な書類
相続登記を行うには、以下の書類が必要です:
- 親の戸籍謄本(出生から死亡までのすべて)
- 相続人全員の戸籍謄本
- 不動産の固定資産評価証明書
- 遺産分割協議書(相続人全員が不動産をどう分けるかを決めた書類)
何も準備していない場合、まずはこれらの書類を集めるところから始めましょう。
3. 書類を集めるためのポイント
親の戸籍謄本を取得するには、親が生まれてから亡くなるまでのすべての戸籍を取得する必要があります。
これは、親が転籍している場合、複数の役所から取得することになります。
現在は戸籍謄本の広域交付制度があるので、一つの役所で本籍に関係なく被相続人の戸籍がすべて揃えることができます(例外あり)。
4. 相続登記の手順
相続登記の手順は、以下の通りです:
- 必要書類の収集
- 遺産分割協議の実施
- 登記申請書の作成
- 法務局に登記申請書と必要書類を提出
これらの手順を自分で行うのは大変です。
特に、登記申請書の作成には専門知識が求められます。
今は法務局の窓口にいっても、登記申請の方法は教えてくれませんので、自分で調べて行う必要があります。
5. 司法書士に相談するメリット
相続登記を自分で行うのは時間と手間がかかるため、専門家に依頼することをおすすめします。
司法書士に依頼すれば、書類の収集や申請手続きも代行してもらえます。
費用が高いから自分で…と考えているあなた。
あなたが動かなければ行けない時間を司法書士が動いてくれるのです。
それを考えたら費用は多少高くついても任せたほうがいいです。
まとめ
相続登記は複雑な手続きであり、何も準備ができていない状態から始めるのは大変です。
しかし、必要な書類を揃え、プロの助けを借りることで、スムーズに手続きを進めることができます。
まずは、何が必要なのかを把握し、一歩ずつ進めていきましょう。
この内容が少しでもお役に立てば幸いです。
江戸川区船堀、宇喜田、葛西、東小松川地域にお住まいの方で、相続に関するお悩みがある方は、ぜひ当事務所までご相談ください。
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今回は
『忙しいあなたへ!相続登記をスムーズに進める方法を江戸川区船堀の司法書士・行政書士が解説』
に関する内容でした。
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