相続とお金の基本:江戸川区の司法書士・行政書士が教える3つのポイント

こんにちは、東京都江戸川区船堀に事務所を構える司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに 

「相続」という言葉、どこか他人事のように感じませんか?

しかし、実は相続は、あなたの人生にも深く関わってくる可能性が高いんです。

両親が亡くなった場合、家や預貯金を相続したり、逆に借金を肩代わりすることもあります。

相続は、お金だけでなく、土地や建物、預金、証券、そして借金まですべてが対象になります。

「まだ若いし、相続なんて関係ない」と思っている方も、将来、親や祖父母から何かを相続する可能性は十分にあります。

相続について事前に知識を深めておくことは、将来、トラブルに巻き込まれるリスクを減らすことに繋がります。

最後までぜひ御覧ください。

相続のお金3つのポイント

相続に関するお金について、特に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

ポイント1 相続財産の範囲:お金だけじゃない!

相続財産は、現金や預金だけでなく、不動産、車、株式、債権、動産(趣味のものも含む)そして借金まで多岐にわたります。

例えば、不動産を相続した場合、固定資産税や管理費などの費用が発生する可能性があります。

また、借金を相続した場合には、その返済義務を負うことになります。

相続財産には、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産も含まれることを理解しておく必要があります。

具体的な例として、ある方が亡くなり、彼の家と預貯金、そして自動車を相続することになったとしましょう。

家には固定資産税がかかり、維持費も必要です。

預貯金はそのままの価値を持ちますが、自動車は減価償却されるため、将来的に売却する際の価値は下がります。

また、彼が借金を抱えていた場合、その返済も引き継がなければなりません。

このように、相続財産の内容は多岐にわたるため、すべてを正確に把握しておくことが重要です。

ポイント2 相続税:かかる場合もある!

相続財産が一定額を超えると、相続税が発生します。

相続税の税率は、相続財産の額や相続人の数によって異なります。

相続税の計算は複雑で、申告期限も決められています。

相続税が発生する可能性がある場合は、専門家に相談し、適切な申告を行うようにしましょう。

相続税の計算方法は、まず相続財産の評価額を計算し、そこから基礎控除額を差し引きます。

基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。

この控除額を超える相続財産に対して相続税が課されます。

例えば、法定相続人が3人の場合、基礎控除額は4,800万円となります。

これを超える相続財産がある場合、その超過分に対して税率が適用されます。

そこから相続税申告のために、いろいろ計算をすることがあり、素人だとかなり面倒になります。

さらに、相続税には申告期限があります。

相続開始から10ヶ月以内に申告と納税を行わなければなりません。

この期間内にすべての財産を評価し、適切な申告を行うのは容易ではありません。

早めの準備と専門家のアドバイスが必要です。

ポイント3 相続手続き:複雑な手続きと費用

相続手続きは、遺産の調査、相続人の確定、遺産分割、相続税申告など、様々な手続きを踏む必要があります。

特に、不動産を相続する場合には、登記手続きなど、専門的な知識が必要となる場合があります。

相続手続きには、弁護士や司法書士などの専門家のサポートが必要となる場合もあります。

具体的には、まず被相続人の全ての財産をリストアップする必要があります。

これには銀行口座の残高証明書や、不動産の登記簿謄本、株式の証券、さらには生命保険の証書などが含まれます。

次に、相続人全員で集まり、どのように財産を分割するかを話し合います。

この話し合いを「遺産分割協議」と呼びます。協議がまとまったら、その内容を文書化した「遺産分割協議書」を作成し、全員の署名と押印を行います。

さらに、相続税の申告と納税手続きもあります。

相続税の申告は非常に複雑で、財産評価や控除額の計算など、多くの専門知識が必要です。

相続税申告の際には、税理士のサポートを受けることが推奨されます。

まとめ:今からできることをやっておく

相続は、お金だけでなく、様々な側面を持つ複雑な問題です。

早いうちから、相続について考えておくことで、将来、安心して相続手続きを進めることができます。

具体的には以下のような準備が重要です。

遺言書の作成

自分の意思を明確に伝えることで、相続トラブルを防ぐことができます。

遺言書は法的な効力を持ち、遺産分割の際に大きな力を発揮します。

特に、複数の相続人がいる場合や、特定の人に特定の財産を相続させたい場合は、遺言書の作成が重要です。

相続人への情報共有

相続人同士で情報共有することで、スムーズな遺産分割を促すことができます。

事前に家族で話し合っておくと、後の手続きが円滑に進みます。

特に、相続財産の内容や、その評価額、相続税の見込み額などを共有することで、全員が納得した上で協議を進めることができます。

専門家への相談

相続登記は司法書士、相続税は税理士など、専門家のアドバイスを受けることで、複雑な手続きをスムーズに進めることができます。

専門家の知識を活用することで、手続きのミスを避けることができます。

また、相続税の対策や、遺言書の作成など、事前の準備をしっかりと行うことができます。

相続は、決して怖いものではありません。

早めの準備と、専門家のサポートがあれば、安心して相続手続きを進めることができます。

自分の人生をより豊かにするために、今こそ「相続」について考えてみませんか?

この内容が少しでも参考になれば幸いです。

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今回は
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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。