東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
平成28年10月1日にいわゆる
「株主リスト」が添付書面となります。
商業登記ばかりでなく、民法分野
とりわけ債権法の改正も数年後に
予定されています。
現状の法律をしっかり学んだ上で、
さらに新しい情報を得るには
専門書を購入して読むのが一番。
以前、専門書読書日記ブログを
やりましたが、今回も2冊紹介します。
司法書士業務で役に立つ内容が盛り沢山「民法改正と登記実務」
こちらは東京司法書士会民法改正対策
委員会の方々が書いた本。
債権法改正と言っても実は民法総則
も改正されています。
民法改正は120年ぶりということで
かなり大掛かりな内容になっています。
当然時代にあったものにする必要と
その間に蓄積された判例や解釈を
条文に盛り込んだのが
今回の民法改正の内容です。
この本は、司法書士の立場から
不動産登記に関するものについては
登記原因証明情報の雛形もあり、
改正に対応した本になっています。
登記実務から見た民法改正、
個人的にも面白そうだと感じました。
中小企業の運営に役に立つ商業登記本 「中小企業の戦略的会社法務と登記」
中小企業の戦略的会社法務と登記 今川嘉文 中央経済社 2016-09-24
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私自身、中小企業支援業務に力を入れて
おります。
商業登記からみた企業法務ということで
必ず商業登記が絡む部分については
しっかり勉強しておかないといけません。
もともと商業登記分野が好きな私。
このタイトルを見た時、早速買わないと
いけないと思いました。
早速中身をざっと読んでみると、
中小企業の経営に必要な問題点に
ついては簡潔にかかれていると感じました。
特に昨今問題となっている「株主名簿」
「事業承継」についても書かれています。
当然網羅的に書かれているので、
細かい内容については、他の本で補充する
必要はあるでしょう。
これからの時代は中小企業も
ただ会社という箱があるだけでは
生き残れないと思います。
そこを登記からみた時にどう対処するのか
この本で学んでいきたいです。
まとめ
これらの本を読むことで、お客様に
還元し、自分の知識もより高めていきたい
と思います。
ただ、専門書は値段が高い・・・
ある意味仕事に対する自己投資ですね。
参考書籍
中小企業の戦略的会社法務と登記
今川嘉文 中央経済社 2016-09-24
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