会社設立　株式会社・合同会社・一般社団法人で違いはあるのか？

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

はじめに

会社設立。
なんとなく「株式会社」にしていませんか？

自分のやりたい事業や規模等で会社に
するか法人にするか決めるべきです。

今回は、株式会社・合同会社・一般社団
法人の違いをざっくり書きます。

設立の際の参考になれば幸いです。

会社設立　株式会社・合同会社・一般社団法人で違いはあるのか？

あなたのやりたい事業は営利的・非営利的？

会社を設立したいと思っているあなた。
あなたのやりたい事業は利益を得るもの
ですか？
それとも社会貢献活動がメインの事業
ですか？

やりたい事業で儲けをえる・利益性が
高い事業をしたいのであれば、会社に
することをおすすめします。

また、社会貢献・社会奉仕活動がメインの
事業を展開したいのであれば、一般社団
法人がいいでしょう。

「社団」ときくと、一般のかたは社会貢献
活動して利益は求めていないイメージが
あるからです。

やりたい事業で会社にするか法人にするか
決めましょう。

ただ、一般社団法人でも利益を出す事業を
しても構いません。

会社・法人別適正からどの形態を選ぶか？

株式会社

将来事業規模を大きくしたい、上場したい、
上場までいかなくても、規模の大きい会社
と取引したい。
そう思っているあなたは最初から株式会社
を設立することをオススメします。

合同会社

事業規模をそこまで大きくする予定はない、
スモールビジネスを展開したいという方は
合同会社がいいでしょう。

主婦起業とかシニア起業にも適している
のが合同会社です。

事業が順調に推移し、規模も大きくなった
場合、後日株式会社に変わることも可能
です。

一般社団法人

利益を追及しない事業をする場合、
ボランティアとか同窓会の団体を作りたい
場合は一般社団法人が適しています。

最近では「家元制度」で一般社団法人を
設立する方も増えています。

まとめ

株式会社・合同会社・一般社団法人と
ざっくり書いていきましたが、事業展開
を加味してどれがあっているか考える
べきです。

「法人化＝株式会社」
と考えず、自分のビジネスにあうやり方
で考えるようにしてください。

今回は
『会社設立　株式会社・合同会社・一般
社団法人で違いはあるのか？』
に関する内容でした。

参考書籍

会社設立時の税務の話: 司法書士&行政書士に読んでほしい 山下 雄次,永渕 圭一,山田 美穂 日本法令 2016-03-15 売り上げランキング : 107695 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 hontoで購入 e-honで購入 by ヨメレバ