プレミアムフライデー 実施するなら月初の金曜日のほうが・・・ 江戸川区葛西司法書士・行政書士の日記

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに


「プレミアムフライデー」
「プレ金」


2017年2月から経済産業省が月末の金曜日
15時退社を促している制度。


ハッキリ言って、月末の金曜日に
これを奨励するのは無意味です。


色々意見があるかと思いますが、
私なりの意見を書いてみました。

プレミアムフライデー 実施するなら月初の金曜日のほうが・・・


プレ金、なぜ月末にするのか?


私の業界や周りの方々の働き方を
見ていると、月末が一番忙しい。


仕事が終わらないに帰るのでは、
かえって精神的にもよくない気が
します。


日曜日に「サザエさんシンドローム」
となり、憂鬱になる危険がさらに
増大するでしょう。


休み中も仕事のことが気になり、
ゆっくり休めないのではと思うのです。


ちなみに、2017年3月の最終金曜日は
31日。


年度末で早く帰れないと思うのですが。


国民目線で考えていない「プレミアムフライデー」


国が考える制度は、正直「国民目線」で
考えていない気がします。


自分たちがこの日なら楽だろうと思って
実施している制度だから浸透はしないし、
批判をあびる。


きちんと各業種ごとに統計をとっている
のかも疑問です。


私の「プレミアムフライデー」に対する考えは?


私は月末の「プレ金」には反対です。


理由は月末は仕事に追われる方々を
多く見ているから。


かえって「労働生産性」を低くする
結果になると思うのです。


さらに、私は、これからの働き方は、
仕事の「量」ではなく、「質」にもっと
こだわるべきではと考えています。


日本の労働生産性は先進国の中でも
最低レベル。


「生産性」をもっと意識した働き方を
考えるべきなのです。


いま残業について、さまざまなところで
議論されています。


「時間」という尺で考えているようですが、
「時間」ではなく「生産性」「質」から
見ていかないといつまでたっても残業の
問題は残るでしょう。


「残業ありき」で議論するのではなく
「働き方」「生産性」の観点からもっと
踏み込んだ議論をすべきなのです。


「プレ金」をあえて月初にするべきでは?


月末だと、働いている人は一番忙しく
精神的にもきついと思われます。


ゆっくり余暇を楽しんでもらいたいなら
月初に「プレミアムフライデー」を導入
すべきではないでしょうか?


月末にするから反対意見が多いので、
あえて月初にしたほうがより余裕が
あると思うのは私だけでしょうか。

まとめ


現行の「プレミアムフライデー」は
私は消極的です。


もっと働いている人の目線に立って
国は制度を考えてほしいです。


「時間」と「労働生産性」
その観点から残業のことも含めて
「働き方」についてもっと議論を
深めてほしいです。


今回は
『プレミアムフライデー 実施するなら月初の
金曜日のほうが・・・』

に関する内容でした。


参考書籍

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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