東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
私の事務所では、普段は不動産登記や
商業登記など、司法書士業務の要の
登記業務が多いです。
ただ、たまに登記業務以外の案件を
受けるときがあります。
それが裁判業務です。
最近、売掛金の回収どうすればいいか、
マンションの管理費等を回収したいとか
という相談も受けます。
裁判になる前に手を打つ方法は
ないのでしょうか?
争いを未然に防ぐための方法を考えておく(予防法務)
証拠となるような資料を準備しておく
中小零細企業でで見られる例として、
売掛金など、信用取引でやっていて、
契約書など交わしていない場合が多いです。
こうなると言った言わないの問題になり、
権利を保全できたとはいえません。
最近は、急に資金繰りが悪くなったり
することもありますので、なるべく
契約書などを交わすことも自分の会社を
守るためにも重要です。
マンションの管理費等 どんどん溜まってくることも
マンションを所有している方は、
毎月管理組合に対して、規約に基づいて
管理費と修繕積立金を払っているでしょう。
私自身、管理組合の方からよく相談を
受けるのは、マンションに住んでいる方が
管理費と修繕積立金を支払ってくれない
ということ。
しかも、数ヶ月、1年と平気で滞納する
こともあること。
どうしてもマンションの場合、理事も
持ち回りで、人間関係も希薄な部分もあり、
対策が遅れがちになります。
管理会社とか入れているのであれば、
早めに相談されることをお勧めします。
結局、管理費とか払えない人は
自宅に抵当権等がついていて、
住宅ローンの支払も滞っていることも
多々あります。
ちょっとでも支払が遅くなりがちな人が
いるようであれば、早めに対策をとると
いいでしょう。
裁判を提起するということになると
総会で決めなければならなくなり、
手続きが面倒です。
できるところからやるといいでしょう。
まとめ
今回は、売掛金とマンションの管理費用の
件の2つについてまとめてみました。
いずれにしても、実際に裁判になると
結構な労力が必要になります。
予防法務の観点からも、証拠を保全する
ことも大事になります。
参考書籍
マンションの滞納管理費等回収実務ハンドブック―管理組合・理事が取り組める解決手法
滞納管理費等回収実務研究会 民事法研究会 2013-06
|
債権回収のことならこの1冊 (はじめの一歩)
石原 豊昭,内海 徹 自由国民社 2015-10-25
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ブログに載せられなり実務の情報も満載!
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「司法書士・行政書士桐ケ谷淳一の日々を楽しく!」
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