司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
今回は会社設立。
あなたは会社設立時、定款の中身を理解
していますか？
目次
会社設立 ただ単にデータを入れれば書類ができる、でもそれは・・・
ある会計ソフトで簡単に会社設立が
できてしまう。
そんな時代になってきました。
楽になりましたよね。費用も安いし・・・
でも、長い目で見たら、会社運営のリスクが
孕んでて危険なのです。
何が危険なのか？
掘り下げていきますね。
あなたの会社の法律を理解しないままの会社設立はいいの？
大体会社設立を簡単にできるツールは
データ入力すれば定款まで作ってくれる。
そんな考えもなく、商号や目的や資本金の
金額など必要最低限のデータを入力すれば
簡単に定款は完成！
後は公証役場行って認証に行くだけ！
でもそれでいいのでしょうか？
データだけの入力で出来てしまう
会社の定款には、落とし穴が待って
いるのです。
しかも、会社の法律である定款の中身を
知らないのはまずいですよ！
法律を知らないで会社設立すると、
あとでトラブルがあり、これが実は
定款違反の行為だった・・・
そうなると目も当てられません。
なので、定款に何が書かれているのか
知っておくことこそ大事なのです。
データだけの定款 落とし穴はどこにあるのか？
経営者の方は定款の中身をよく知らないと、
定款違反の行為をやってしまうことが
あることはお分かりいただけたでしょう。
正直、ひとり株主であれば問題は
表面化してくることはほとんどありません。
大企業と仕事でコラボをしたり、
規模が拡大し、株主が増えたりすると
今までひとりで運営していた方法だと
立ち行かなくなります。
その時に定款の中身を理解していないと
リスクが大きいのです。
ある意味定款は予防法務的側面もある
のです。
定款の中身を知っているのとそうでないと
では、大きな差になってでてくるでしょう。
最初から専門家の意見を聞きながらやるのが大事！
もう一つ、あなたが依頼しているところは
司法書士か行政書士が絡んでいますか？
会社設立の書類を作成することができるのは司法書士・行政書士です。
税理士は会社設立の書類作成業務は
出来ません。
さらに、行政書士は会社設立の書類作成は
出来ますが、登記の申請書類作成及び
申請代理までは出来ません。
まとめ
自分で会社設立の登記まで申請する場合は、
あなた自身で定款の中身を理解し、
一つ一つの書類の趣旨を理解しやらないと
意味がありません。
もし面倒くさいとか、自分はやる時間が
ないというのであれば専門家に依頼する
ことをオススメします。
自分が動ける時間を買うという意識をもつ
ことが経営者には大事ではないでしょうか。
参考書籍
どうしても自分で会社設立をしたい
というのであれば、こういう本を読んで
勉強してください。
| よくわかる株式会社のつくり方と運営〈’15~’16年版〉 | ||||
|
| 登記官からみた 株式会社設立登記の実務 | ||||
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