遺言書作成のためのエンディングノート:貴重な資料としての活用を江戸川区船堀の司法書士・行政書士が解説

東京都江戸川区「6回目でやっと司法書士試験に合格した「相続・会社設立」の専門家 登記業務を通じてお客様に寄り添う」 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

最近は相続対策、特段「相続生前対策」の重要性が叫ばれています。

「終活」も一時ブームとなり、自分のことを棚卸しする機会も増えました。

そこで「終活」で活用してもらいたいのが「エンディングノート」です。

今回は「エンディングノート」について紹介します。

事務所版エンディングノートを作成

「相続」、特に最近思うのは生前の相続対策が大事だと思っています。

財産のこととか、自分の思いなど、頭の中では考えているが、実際に書き出したことがある方はどれほどいますか?

そこで、当事務所でも、書籍を参考にしつつ「エンディングノート」を作ってみました。

こちらに必要な事項を書いていただくだけで、遺言書作成を始め、生前相続対策に役立つものとなっています。

財産だけでなくココロの問題も大事

最近の相続の問題を見ていると、財産の多い少ないに関わらず「人間関係」でトラブルが多いです。

なので、私のエンディングノートでも、自分の棚卸しをしてもらう試みをしています。

具体的には、家族の思い出とか、あなたの思いを色々書き出してもらおうと考えています。

とはいっても自分のプライベートのことを書き出してもらうので、正直つらい部分もあるかもしれません。

しかし、それを書き出すことで、あなたの今後のことが見えてくるかもしれません。

相続人に無用な争いをさせないためにも「ココロ」の部分は大事です。

エンディングノートは遺言書書くときの資料に

先程もエンディングノートは遺言書作成の資料になるとかきました。

あわせて、相続税対策としても使えます。

どのくらいの資産をもっているのか、使い切ったほうがいいのか、「贈与」で渡しておくのがいいのかとか、生前の戦略を立てることが可能です。

遺言書をただ書けばいいのではなく、あなたの思いを「法律上の手紙」と思って書くことが大事です。

先程思いを書いてほしいと書きましたが、これは「付言事項」にも使うことができます。

「最後の家族へのメッセージ」と思えば、あなたのことを誰に伝え、どうしてもらいたいかは書くべきことなのかと。

最近「遺言書」は法律の規定に従って書くことが必要ですが、自分オリジナルの遺言書を書くことが大事だと思っています。

まとめ

なかなか子供から親に対して「遺言書書いてほしい」は伝えにくいです。

まずは「エンディングノート書いてみたら」と勧めるのがいいかと。

この「エンディングノート」が生前相続対策にも役に立つので…

今回は
『遺言書作成のためのエンディングノート:貴重な資料としての活用を江戸川区船堀の司法書士・行政書士が解説』
に関する内容でした。

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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