各種資格試験 シニア資格試験受験者が陥りやすい罠とは?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
あるネットに「行政書士資格に20年挑戦する男性」と題した記事が紹介されていました。
昨今「勉強ブーム」で、シニアの方が資格試験を目指している方が増えています。
資格試験目指すのはいいですが、結構落とし穴もあります。
今回は、シニアの方が資格試験を勉強する際に陥る罠について書きます。
各種資格試験 シニア資格試験受験者が陥りやすい罠とは?
何のために資格試験の勉強をしているか分かっているか?
最近、司法試験の合格者が公表され、最年少合格者が18歳だと話題となりました。
先日公表された予備試験合格者で最年少合格者が17歳と話題になりました。
一方で今年の司法試験の最高齢は69歳。
60歳を過ぎても勉強意欲が旺盛で更に合格までするのでものすごくすごいです。
きっとモチベーションが高い状態を維持し、資格を取得して何をしたいのかが明確だから合格できるのでしょう。
一方で冒頭紹介した「行政書士資格を20年勉強している方」は資格に対するモチベーションが正直低いです。
はっきりいって資格試験の勉強が趣味といっていいです。
講義終了後の飲み会が楽しみということが書いてありますが、はっきりいって目的が異なり、資格試験の勉強をしても意味はありません。
正直何のために資格を取得して、そして資格を取得して、どう活かしていきたいのかが明確でははありません。
そもそも、行政書士20年も勉強して受からないのであれば、正直この資格に向いていません。
なぜ授業終わった後に飲みに行くのか、そモソ者目的が間違っています。
シニア資格試験 まずは目的を明確にする
資格試験を取得して何をしたいのか、資格試験を目指すシニアの方は特に注意すべきです。
ただ、勉強したいから資格試験を目指すのであれば、資格を取得する意味はありません。
趣味で資格試験の勉強をするのであれば、やらないほうがいいです。
「資格を取得して何をするのか」、ここが一番明確でないから、何年経っても受からないのです。
勉強することは素晴らしいのですが、資格を取得したあとのことを明確にしていないから無駄に過ごしてしまうのです。
まずは、「その資格を取得して自分はこの資格で残りの人生をかける」というくらいの意気込みが必要です。
資格試験の勉強を短期で受かるにはそれなりのパワーが必要
シニアの方が資格試験の勉強をする場合、時間を多く使えます。
なので、他のサラリーマン受験生とかと比べると勉強時間が多いです。
「勉強時間が多い」というのが意外と罠になっているのです。
実は、時間の使い方が資格試験の合否に大きく影響してきます。
短期で受かりたければ、予備校に通うのが一番いいです。
「予備校の授業をしっかり受ける」、「復習をかかさない」、アタリマエのことをよりしっかり行えば短期間に合格できます。
逆に色々調べたいからと他の教材に手を付けたり、複数の予備校に通うことは愚の骨頂です。
一つに絞って勉強することが短期合格への第一歩です。
むしろ時間のある方は教材や予備校を絞ることを意識することが大事です。
まとめ
シニア資格試験受験生が増えている中で、かえって時間の無駄、費用の無駄の方も多いです。
モチベーション維持と合格して何をしたいのか、そこをしっかり決めてから勉強を始めないとダラダラ勉強するだけになります。
勉強だけが目的ではなく、あくまで資格試験に受かって活用することが重要なのです。
今回は
『各種資格試験 シニア資格試験受験者が陥りやすい罠とは?』
に関する内容でした。
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