「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
関東近辺の商業登記、完了までちょっと時間がかかっているようです
商業登記、東京都内はほぼ出張所ごとに商業登記部門が置かれています。
しかし、他の県では、法務局はあるのに、商業登記申請を扱わないところが多いです。
関東近辺だと埼玉や千葉は本局に、神奈川県は横浜と湘南支局しか商業登記を申請することができません。
商業登記部門が一つになってくると様々な弊害が起きているようです。
商業登記を一極集中した意味はあるのか?
おそらく法務局サイトとしては、商業登記専門の職員を集中させ、作業の効率化をはかる意図があったと思います。
しかし、それがうまく行っているかは未知数です。
登記完了予定が1週間以上かかっており、効率よく行われているのか疑問です。
最近では、商業登記規則の改正や会社法の改正もあり、時間がかかっているのは承知です。
せっかく集中して専門部隊を置いているわけですから、登記がもう少し早く終わらないかと思ってしまいます。
また、一部、法務局によって商業登記の扱いも違っているような話もあるようです。
最近、商業登記の法務局を一極集中化したことで、商業登記の質が下がっているのではないか・・・
といった指摘も一部では聞かれています。
国民が利用する制度なのだから、改善してほしいところですね。
一極集中している地域の商業登記の完了は少し時間がかかると思っていい
会社設立して、登記事項証明書を取得するまでの間、1週間、場合によっては2週間かかると思ったほうがいいかもしれません。
そうなると、許認可申請や、銀行への口座開設、税務署への届出等、登記が完了したらすぐに動けるよう、準備できるところからおこなったほうがいいでしょう。
そうしないといつまでたっても営業活動が思うようにできず、経営計画にも影響がでてしまうことにもなります。
以前、会社設立登記申請から逆算して考えましょうということを書きました。
地方で申請する場合は、さらにいつ登記が完了するのかも考えて動いたほうがいいでしょう。
今回もご覧頂きありがとうございました。
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