相鉄12000系と20000系 相鉄線内以外で顔を合わせる可能性が高いところは?
会社設立などの企業法務・相続専門 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2019年11月30日、いよいよ相鉄線とJR線との直通運転が開始されます。
そして、2022年度、相鉄新横浜線が開通し、東急新横浜線とつながり、都心方面へ新たなルートができます。
直通用で相鉄は12000系と20000系を新造しましたが、自社線内以外で顔を合わせる可能性はあるのでしょうか。
あくまでも今回のブログは推測と妄想なのでご容赦ください。
相鉄12000系と20000系 相鉄線内以外で顔を合わせる可能性がありえるところは?
相鉄・JR直通線と相鉄・東急直通線の概要は?
相鉄・JR直通線は、相鉄線西谷駅から羽沢横浜国大駅を通り、JR線の線路をつなぎ、武蔵小杉駅を経由して、新宿方面へ向かうルート。
2019年9月7日に新宿以北のダイヤが公表されました。
詳細はこちらのHPを御覧ください。
発表によると新宿以北に乗り入れる電車は以下の通りです。
▼平日ダイヤ(海老名→新宿以北) すべて運用はJR埼京線の車両
始発 | 終着 | 相鉄線内種別 | 埼京線内種別 | 所要時間 |
海老名 6:31 | 川越 8:29 | 特急 | 通勤快速 | 1時間58分 |
海老名 6:48 | 武蔵浦和 8:24 | 特急 | 各駅停車 | 1時間36分 |
海老名 7:07 | 大宮 8:54 | 特急 | 各駅停車 | 1時間47分 |
海老名 7:24 | 大宮 9:20 | 特急 | 各駅停車 | 1時間56分 |
海老名 7:40 | 川越 9:40 | 特急 | 通勤快速 | 2時間00分 |
海老名 7:55 | 赤羽 9:12 | 特急 | 各駅停車 | 1時間17分 |
▼平日ダイヤ(新宿以北→相鉄線海老名) すべて運用はJR埼京線の車両
始発 | 終着 | 埼京線内種別 | 相鉄線内種別 | 所要時間 |
武蔵浦和 7:01 | 海老名 8:46 | 各駅停車 | 特急 | 1時間45分 |
武蔵浦和 7:19 | 海老名 9:04 | 各駅停車 | 各停 | 1時間45分 |
武蔵浦和 7:35 | 海老名 9:11 | 各駅停車 | 特急 | 1時間36分 |
武蔵浦和 7:44 | 海老名 9:33 | 各駅停車 | 各停 | 1時間49分 |
武蔵浦和 8:00 | 海老名 9:50 | 各駅停車 | 各停 | 1時間50分 |
指扇 7:54 | 海老名 10:10 | 各駅停車 | 各停 | 2時間16分 |
▼土・休日ダイヤ(相鉄線海老名→新宿以北) すべて運用はJR埼京線の車両
始発 | 終着 | 相鉄線内種別 | 埼京線内種別 | 所要時間 |
海老名 6:28 | 大宮 8:17 | 特急 | 各駅停車 | 1時間49分 |
海老名 6:40 | 大宮 8:37 | 各停 | 各駅停車 | 1時間57分 |
海老名 7:08 | 大宮 8:57 | 特急 | 各駅停車 | 1時間49分 |
海老名 7:20 | 川越 9:34 | 各停 | 快速 | 2時間14分 |
海老名 7:45 | 武蔵浦和 9:16 | 特急 | 各駅停車 | 1時間31分 |
海老名 7:50 | 武蔵浦和 9:36 | 各停 | 各駅停車 | 1時間46分 |
▼土・休日ダイヤ(新宿以北→相鉄線海老名) すべて運用はJR埼京線の車両
始発 | 終着 | 埼京線内種別 | 相鉄線内種別 | 所要時間 |
指扇 6:45 | 海老名 8:46 | 各駅停車 | 特急 | 2時間01分 |
武蔵浦和 7:23 | 海老名 9:03 | 各駅停車 | 各停 | 1時間40分 |
川越 7:03 | 海老名 9:13 | 快速 | 特急 | 2時間10分 |
大宮 7:43 | 海老名 9:27 | 各駅停車 | 特急 | 1時間46分 |
指扇 7:45 | 海老名 9:47 | 各駅停車 | 各停 | 2時間02分 |
武蔵浦和 8:23 | 海老名 10:00 | 各駅停車 | 特急 | 1時間37分 |
なお、相鉄いずみ野線からJRへの直通運転は予定されておらず、全て海老名始終着となります。
朝方ラッシュ時間に湘南台始発の通勤急行は西谷駅で、湘南台始発の通勤特急が二俣川駅で海老名始発のJR直通線と連絡します。
相鉄線のHPによると、湘南台始発の通勤特急が二俣川駅で海老名始発のJR直通線特急と待ち合わせし、先にJR直通線を出発させた後、通勤特急を出発させるダイヤとなっています。
また、JR直通線は西谷行が存在していないため、相鉄線横浜発西谷行、西谷発横浜行はあるかもしれません。
一方、相鉄・東急直通線は、羽沢横浜国大駅から新横浜駅を経由して、日吉で東急線と繋がり、渋谷・目黒方面へ直通する電車です。
相模鉄道では、JR直通線用に12000系、東急直通線用に20000系を新造しています。
▼相鉄12000系
▼相鉄20000系
相鉄線以外で12000系と20000系が顔を合わせる可能性はあるのか?
多摩川を渡るときにJR横須賀線と東急東横・目黒線の鉄橋で12000系と20000系を同時に走る姿を遠くで見ることは可能です。
しかし、距離が離れているため、写真で取るのは至難の業。
他にどこかないかと思っていたら、可能性があるところを発見しました。
それは「川越」駅。
最近JR埼京線内で12000系が試運転を行っており、川越駅まで入線した実績があります。
大宮方面まで乗り入れるとの可能性もあるなか、相鉄線車両が運用上川越駅まで乗り入れる可能性もあります。
ただし、2019年11月30日のダイヤでは相鉄12000系は新宿~海老名間の運用のみとなるため、新宿以北では営業運転に入りません。
▼JR埼京線E233系7000番台
一方、20000系は、東急直通線で東急東横線・副都心線・東武東上線経由で川越まで繋がります。
となると、相鉄線沿線から、小江戸川越まで乗り換え無しで直通運転される可能性はあります。
▼相鉄線に乗り入れる可能性の高い東急5080系と3000系
実際、相鉄・東急直通線のダイヤがどうなるか、東武東上線が相鉄線乗り入れに対応するかはわかりません。
しかし、車両の運用のやり取りや利便性を考慮し、川越市・森林公園駅まで運転される可能性はあります。
▼東武東上線内で相鉄20000系は見ることができるのか?(写真は東武50090型「池袋川越アートトレインラッピング車両」)
そうなると、川越駅で一瞬だけ、相鉄12000系と20000系が一緒になるということはあり得るのです。
2022年度に実現するのかは現状は分かりませんが…
まとめ
実際に12000系と20000系が川越駅で同時に見られるようになる可能性は少なくとも2022年度。
可能性も正直高いとはいえません。
でも、他社線で同じ鉄道会社の車両と見ることができるというのも面白いかもしれませんね。
今回は
『相鉄12000系と20000系 相鉄線内以外で顔を合わせる可能性がありえるところは?[鉄道日記ブログ]』
に関する内容でした。
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