東京都江戸川区葛西駅前 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
ある方から質問がありました。
最もプレッシャーのかかるこの時期、本人に対して、家族や友人、親しい者はどのように接してあげたり、声をかけてあげるのがベストでしょうか?
私の経験を踏まえ、司法書士の直前期にどう受験生と接していけばいいのかを書きます。
司法書士試験合格のために 友人や家族はどう接していけばいいのか?
直前期3ヶ月間は司法書士受験生にとって大事な時期
まず、家族や友人の方に知っていただきたいことは、4月から7月までは司法書士受験生にとって一番重要であるということ。
この時期は「直前期」ということで、4月に合格まで到底難しいと思われた人が、一挙に合格レベルまでくることが可能な時期。
なので、この時期は仕事以外は司法書士の勉強に時間を割くことになります。
さらに司法書士の各予備校では、この時期から答案練習会が始まります。
さらに模擬試験もあり、勉強の進め具合などもあり受験生は一番神経が尖っています。
まずはそのことを受験生の家族の方や友人は知っておくべきです。
友人や家族の方は司法書士受験生とどう接していけばいいか
2019年の司法書士試験は、大きな転換期の試験です。
なぜかというと、2020年は民法債権法改正や相続法改正で本格的な出題がされること、受験会場が減ってしまうからです。
司法書士受験生は2019年に関してはかなり神経質です。
そこで、受験生の知り合いの方は、司法書士受験生にあまり刺激をあまり与えないほうがいいです。
周りの人は言いたいことがたくさんあるかもしれませんが、プレッシャーを与えてしまうと、受験生は本当にナーバス。
ささいなことですぐに揉め事に発展します。
あと、司法書士受験生もいろいろストレスを吐き出したい時期。
答案練習会や模擬試験などの結果に一喜一憂してしまい、いろいろ話したくて仕方がないです。
そうなると家族や友人も話していることを受け止める余力もないかもしれません。
なので、家族や友人の方は刺激にならない程度に接してあげること、話していることをただ単に受け止めてあげることが大事です。
あと、受験生の性格にもよりますが、あまりしつこくメールとかラインとかすると嫌がる人もいますので、注意してください。
自分が受験生だったときはどうか
私は、実はすでに司法書士で開業している方に、答案練習会の結果等を逐次報告していました。
これが意外とストレス解消になったりしました。
受け止めた方は私の話した内容を受け止めてくれて本当に感謝しています。
私の経験から、受験している方から何か求められたり聞く立場になったら、あまりガーガーいわないほうがいいです。
その人の性格にもよりますが・・・
「頑張って」という愛情の言葉を投げれば、受験生はやる気ができると思います。
まとめ
直前期にはいった司法書士受験生はとにかく神経質。
接し方一つ間違えると大変なことになります。
とにかく優しく見守り、ときに励ましのことばをかければ、きっと受験生のココロに響くはずです。
今回は
『司法書士試験合格のために 友人や家族はどう接していけばいいのか?』
に関する内容でした。
あわせて読みたい
4月になると受験生は「直前期」に入ります。この時期に重要なことをブログで書きました。
参考書籍
学びを結果に変えるアウトプット大全
樺沢 紫苑 サンクチュアリ出版 2018年08月03日
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