司法書士行政書士きりがやブログ(きりログ)

江戸川区葛西駅前 会社設立専門司法書士・行政書士桐ケ谷淳一の個人ブログ

Tag: 家庭裁判所

成年後見制度の欠点 認知症の方との遺産分割協議で気をつけることは?

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに

これからの日本は後期高齢化がどんどん
進んでいきます。


認知症の方も増え、「成年後見制度」を
活用せざるを得ない方もいるでしょう。


しかし、成年後見制度をめぐり、最近
様々な問題がおきています。


前回は「後見制度支援信託」について、
制度の問題点を書きました。


今回は、もしあなたの親が認知症を
患い成年後見制度を活用しないといけなく
なった時にどの点に注意すべきかを
紹介します。

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任意後見制度とは何か?法定後見とは何が違うのか?

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに


これから高齢化社会となっていき、
認知症の方も増えていくのではないかと
予想されています。


前回、経営者は任意後見制度を活用すべき
ということを書きました。


そもそも任意後見制度とは何かを紹介し、
最後に法定後見との違いを書いていきます。

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相続登記 あなたの親の持ち家、将来どうしたいですか?

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに


「自分の親の持ち家、誰か継いでほしい。
自分は既にマイホームがあり、親が亡く
なったら誰も住まなくなるので心配!」


最近、空き家問題が表面化しています。


これからの時代、ますます都心部では
空き家が増えていくと予想されます。


あなたの親の住んでいる家とかは
誰か継ぐ人はいますか?

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相続登記 遺贈を原因とする登記申請の手続の方法は?

東京都江戸川区葛西駅前
相続・会社設立などの企業法務専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに

「不動産登記申請で登記原因が『相続』と
『贈与』だと申請方法が異なると聞きました
が本当でしょうか?」


遺言書に不動産を相続させる旨の記載が
されている場合、もらう方が登記申請の
当事者となるのはなんとなく理解して
いただけると思います。


では、登記原因が「相続」と「遺贈」で
登記申請人や添付書面に違いがあるので
しょうか?


今回は「遺贈」の登記申請人と
添付書面について書きます。

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相続登記 名義を共有にするとのちのちややこしい問題になりますよ!【江戸川区葛西司法書士・行政書士の相続日記】

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに

今回は相続に関する話


私の事務所では相続に関する相談を
多く受けております。


司法書士事務所という理由からか、
相続開始後の不動産名義を誰にするかと
いう相談が結構あります。


そのときに私がいうのは、
「不動産名義をよほどのことがない限り
共有名義にしてはいけない」

と言っています。


なぜ相続登記で共有名義にしては
いけないのでしょうか?

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相続・遺言 相続税のかからない方々のトラブルが多いです! 【江戸川区葛西司法書士の相続日記】

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

はじめに

「遺産相続ってお金持ちの問題だと
思っていたのですが、実は相続税が
かからない家族間でもおきていると
聞いたのですが・・・

ただ、うちの場合、家族も子供兄弟も
仲がいいし、問題ないですよね。

財産もそんなあるわけないし・・・」


そのように思っているあなた!


今は子供たちが仲が良くっても、
相続を契機に財産とかで揉めてしまう
こともあります。


実は、相続をきっかけに財産のことで
仲が悪くなるケースもあります。


相続開始前から対策を立てることが
重要になります!

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秘密証書遺言って何?メリット・デメリットを教えて下さい 【江戸川区葛西司法書士の相続日記】

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに

前回のブログで、
遺言の方式には3つあることを
書きました。


その3つとは

  • 自筆証書遺言
  • 公正証書遺言
  • 秘密証書遺言


です。


自筆証書遺言や公正証書遺言は
本でよく書かれています。


一方、秘密証書遺言は書籍では
あまり書かれていません。


そこで、今回「秘密証書遺言」について
触れていきます。

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秘密証書遺言とは何ですか?


そもそも「秘密証書遺言」は何かを
知らない方も多いでしょう。


前回の復習にもなりますが、
再度秘密証書遺言について確認しましょう。


秘密証書遺言は、遺言者が、
遺言の内容を記載した書面に
証明押印したうえで、これを封じます。


そして、遺言書に押印した印章と
同じ印章で封印した上で、
公証人及び証人2人以上の前に
その封書を提出します。


その後、自己の遺言書である旨
及び遺言者の氏名及び住所を申述します。


公証人がその封紙上に日付及び
遺言者の申述を記載したあと、
遺言者及び証人と共に
その封紙に署名押印することにより
作成される遺言です。

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秘密証書遺言のメリット・デメリットは?

秘密証書遺言のメリット

遺言の内容を記載した書面については、
パソコンや第三者が記載しても構いません。


これが自筆証書遺言との違いです。


さらには、遺言書の内容を誰にも
明らかにせず秘密にすることが可能
です。


更には、公証人と証人2人の前で
この遺言書が間違いなく自分のもので
あることが明確にできる
メリットが
あります。


秘密証書遺言のデメリット

遺言の中身は本人にしか知ることが
できません。


当然、公証人も遺言書が本人のもので
あると認識できても、遺言の中身まで
確認することはできません。


遺言の内容によっては、
紛争の元になることも予想されます。


さらに、内容に不備があったりしたら、
遺言自体が無効になるリスク
はあります。


自筆証書遺言同様、
司法書士や行政書士に指導を仰ぎながら
作成することが大事
です。


もう一つデメリットなのは、
公証役場が関与すると書きましたが、
遺言書を家庭裁判所に持っていき
検認手続を取らないといけません。


そこが手間になります。

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秘密証書遺言の手数料はいくら?


秘密証書遺言は公証役場で行います。


秘密証書による遺言方式に関する
記載についての手数料は
定額で1万1,000円です。

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まとめ


公正証書遺言や自筆証書遺言は本で
多く取り上げられていますが、
秘密証書遺言はあまり取り上げられて
いません。


このブログで「秘密証書遺言」が
少しでも理解していただけると
幸いです。


参考書籍

新しい家族信託―遺言相続、後見に代替する信託の実際の活用法と文例

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相続人に子供で未成年者がいたら・・・【司法書士の業務日誌】

相続人に子供で未成年者がいたら・・・

Q.夫が亡くなり、相続人は妻の私と
子供が2人います。
ひとりは大学生で成人していますが、
もう一人は高校1年生です。
不動産の名義を私にしたいのですが、
何か別の手続きが必要でしょうか?


相続人の一人に自分の子がいて、
未成年者。

そのようなケースはあります。

何か気をつけないといけないことはあるのでしょうか?


親が未成年者に代わって遺産分割協議ができるか?


未成年者の場合、法律行為をするには
原則、親権者の同意や代理が必要です。


そうなると遺産分割協議をする際も、
未成年者の場合、親が代わりに手続きが
できるのかが問題です。


遺産分割協議ができてしまうと、
親の言いなりに子が手続きをする
危険があり、子の利益を害して
しまいます。


なので、
親は子に代わって遺産分割協議を
することはできないのです。

ではどうすればいいのでしょうか?


家庭裁判所に特別代理人を選任する


遺産分割協議など親と子との間に
利害関係が生じる場合、
子に代わって代理人を選ぶ必要があります。


これが
「特別代理人」
といわれるものです。

特別代理人は、申立書を記載し必要書類を
揃えて家庭裁判所に提出します。

申立先は子の住所地の家庭裁判所
なります。

特別代理人は、相続人以外であれば
誰でもいいです。


例えば、妻の両親とかでも構いません。


申立をし、何もなければ1か月くらいで
特別代理人の許可がでます。


特別代理人が選ばれたら、その者と
相続人間で遺産分割協議をします。


そして、登記では、特別代理人が
遺産分割協議書に実印を押印し、
印鑑証明書を添付します。


もし未成年者が複数だったら・・・


今回の事例では、未成年者が1人でした。

仮に2人とも未成年者だった場合、
特別代理人はそれぞれたてないと
いけないのでしょうか?


結論からいうと、未成年者ひとりごとに
特別代理人を立てないといけません。


なので、未成年者が2人いる場合は、
特別代理人は2人必要ということに
なります。


まとめ

相続が開始し、未成年者がいた場合で
遺産分割協議をする場合は
特別代理人を選任する必要がある。

特別代理人の申立は
子の住所地の家庭裁判所で行う。

そのことを覚えておくといいでしょう。

家庭裁判所のホームページでも
紹介されています。

特別代理人選任(親権者とその子との利益相反の場合)


分からないことがあれば
最寄りの司法書士に相談することを
おすすめします。

役に立つ書籍

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