西武池袋線で池袋から快速急行で「長瀞・三峰口」方面へ行くときは、乗る車両に気をつけないと違う方向に行ってしまいます。
東京都江戸川区葛西駅前、司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
西武鉄道では、土曜・休日に池袋から秩父鉄道に乗り入れる「快速急行」が運転されています。
しかも車両は、4000系クロスシート車両。
ちょっとした観光気分を味わえます。
ただ、この電車、車両によって行き先が異なります。
この電車で初めて長瀞や三峰口方面に行きたい方は注意が必要です。
なぜでしょうか?
西武池袋線快速急行「長瀞・三峰口行」乗るときに注意!
西武池袋・秩父線から秩父鉄道に乗り入れ、乗り換え無しで長瀞・三峰口へ!
長瀞や三峰口に行く場合、西武特急レッドアロー号を利用すると、一度西武秩父で乗り換える必要があります。
しかも西武秩父駅から秩父鉄道の御花畑駅まで徒歩で5分程度かかります。
意外と面倒ですよね。
実は、西武鉄道と秩父鉄道を直通する電車があります。
平日は夕方飯能始発で、土休日は朝の時間池袋から運転する電車があります。
特に土休日は池袋から秩父鉄道の長瀞や三峰口まで一本で行けるので本当に便利です!
しかも追加料金がかからないのも大きな魅力です。
2019年のダイヤ改正でも、「長瀞・三峰口行」は残り、池袋から2本運転されます。
池袋発7時5分と8時5分です。
池袋7時5分発の快速急行は長瀞に9時19分、三峰口に9時17分に到着。
池袋8時5分発の快速急行は長瀞に10時17分、三峰口に10時17分に到着します。
なお、長瀞・三峰口発池袋行も2本運転。
こちらは快速急行でなく、急行で運転されます。
▼急行池袋行で運転される4000系
1本目は長瀞15時22分、三峰口15時25分発、池袋には17時28分着。
2本目は長瀞16時25分、三峰口16時25分発、池袋には18時29分着。
なお、池袋行の急行は飯能駅でFライナー快速急行元町・中華街行に接続します。
「長瀞・三峰口行」使用車両は旅気分を満喫できるクロスシート車両4000系!
使用車両は西武4000系。
各車両2ドアの車両。
普段の西武鉄道の車両は4ドアなので、車両の真ん中にドアがないため、乗車位置に注意が必要です。
▼行先表示器
ただ、普段使っている車両とは違い、旅行気分を味わえる車両です。
車両は一部を除きクロスシート、向い合って座る車両を使用します。
東京近郊で一般車両でクロスシートが使われるのは、京浜急行と東武だけです。
(最近ではクロスシートとロングシートとを時間帯に応じて変更できる車両も東急、京王、西武40000系があります。)
西武4000系車両はトイレもついていますので、長距離移動には最適です。
ただし、コンセントはついていません。
「長瀞・三峰口行」乗車時に注意!乗る車両を間違えてしまうと、違う方向に・・・
池袋駅から「長瀞・三峰口行」に乗車する時、注意しなければいけないことが2つあります。
1つ目は、途中で電車の向きが変わること。
池袋駅から乗車した場合、まず飯能駅で進行方向が変わります。
さらに三峰口へ行く場合、西武秩父でさらに進行方向が変わります。
もう一つは、行き先によって乗る車両が異なること。
池袋駅からは横瀬駅まで8両編成で運転します。
池袋駅から乗ると前から4両目までは長瀞方面、後ろ4両が西武秩父・三峰口方面の電車になります。
さらにややこしいことに飯能で向きが変わります!
しかも、4両目と5両目は通りぬけ出来ないので注意が必要です。
長瀞行と三峰口行は、横瀬駅で切り離し、別れて運転します。
横瀬駅から前よりが西武秩父・三峰口行、後ろが長瀞行になります。
あれっ、池袋から乗った時と書いていることが違う・・・
と思ったあなた!
先ほども触れましたが、飯能駅から進行方向が変わります。
繰り返しになりますが、池袋駅から前4両が長瀞行、後4両が西武秩父・三峰口行になりますが、飯能駅から向きが変わり、前4両が三峰口行、後4両が長瀞行になります。
実際に私が横瀬駅で写真を撮影していた時も、駅員に聞いていた方がいました。
乗る車両を間違えると目的地にいけなくなるので注意です!
まとめ
最近の関東近辺の私鉄では、このような特急料金不要な電車の数が減っている気がします。
なので、このような便利な電車は無くさないでほしいです。
便利なものをなくすのはサービス低下に繋がると思うのですが・・・
今回は
『乗るときに注意!西武鉄道快速急行「長瀞・三峰口行」』
に関する内容でした。
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