品川駅線路切換工事による山手線上野行はどうやって折り返したのか?[鉄道日記]
ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2019年11月16日、品川駅線路切換工事で、山手線は一部区間で運転見合わせ。
外回りで上野行が登場しました。
なぜ、上野駅で折り返しになったのでしょうか?
私見を交えて紹介します。
品川駅線路切換工事による山手線上野行はどうやって折り返したのか?
田端~品川間で折返しができる駅はほとんどない
線路切換工事がどれだけかかり、どの日を設定し、ダイヤをどう組むのか、現場の方々は大変だったと思います。
京浜東北線も線路切換工事中、どこかの駅で折り返す必要が出てきます。
田端~品川間で折返しができるのは田端、上野、田町くらいしかありません。
京浜東北線も運転しないといけないため、折返し時間を考慮し、山手線は上野駅で折り返し、京浜東北線は田町駅で折り返しになったと思われます。
田端駅だと、品川駅に行くのは不便になるため、とりあえず上野駅にしておけば、上野東京ラインが使えるので利便性は高まるだろうと現場は読んだのでしょう。
▼外回りは上野行を表示(巣鴨駅にて)
実際山手線は上野駅でどのように折り返したのか?
山手線の上野駅から鶯谷駅方面に引込線があります。
まず、外回り電車が上野駅に到着。
安全確認ができたあと、逆走して留置線へ。
そして反対側のホームに電車を持っていき、折り返して発車させます。
田町でも同じように京浜東北線が折り返しているものと思われます。
▼京浜東北線は大宮方面からの電車は田町駅まで運転
そのため、山手線も京浜東北線も通常の本数だとダイヤに支障をきたすため、本数を減らして運転せざるを得ないのでしょう。
▼一部区間運休中の山手線の行き先案内器 御徒町駅にて
今後山手線で日中運休になることはあるのか?
JR発足後、初めて日中時間帯に山手線が運休になりました。
今後は日中時間帯に山手線が運休になることはあるのか。
個人的には、渋谷駅改良工事で、大規模工事になる場合は、日中時間帯に運休はあり得るかもしれません。
その場合は、池袋~大崎間で運休せざるを得ないと思われ、かなり影響が出そうな予感がします。
あくまでも私の予想なので、このとおりになるかは分かりません。
工事規模のことを考えると、日中時間帯に工事もやむを得ないことも予想され、区間運休もやむなしかもしれません。
まとめ
日中時間帯に運休になると、思った以上に移動時間がかかるということを今回知ることができました。
工事で影響のある場合は、早めに行動することをおすすめします。
今回は
『品川駅線路切換工事による山手線上野行はどうやって折り返したのか?[鉄道日記]』
に関する内容でした。
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