「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前の
司法書士・行政書士の桐ヶ谷淳一です。
会社を設立したら、放ったらかしにしない。
それが経営者の責務だと思います。
今回はみなし解散の数が発表されたのを受け、
「もう一度会社設立をきちんと考える」
をテーマにします。
せっかく会社を作るのだから、やることを明確に!
平成27年1月19日までに法務局から解散通知が来ていたにもかかわらず、それを届けなかった会社数、いくつあると思いますか?
およそ7万社あるようです。
休眠7万社、法務省が職権で解散 02年以来 – 47NEWS(よんななニュース)
これらの会社は法務局で職権で解散登記が勝手に入りました。
一応、3年以内に継続の旨の登記をすれば、復活します。
3年間何もしないと、閉鎖され、会社自体本当になくなります。
会社を運営できない事情があるのは分かります。
たたむにもそれなりに費用が生じてしまいます。
しかし、そのままにしてしまうと、知らない間に乗っ取られ、犯罪の温床につながることも・・・
しかも、自分の知らないところでそんなことをされてしまうと信用問題にも。
せっかく、費用と時間をかけて会社を作るわけなので、放ったらかしにしたらもったいないです。
そんなことにならないために、会社設立の準備段階から、軸を決めてしっかり経営して欲しいのです。
起業で成功するには、会社設立時にじっくりじぶんのやりたいことを考える
今、会社設立はホームページ見ると、ひな形も公開されているので簡単に作れる傾向にあります。
また、極端に費用を安く出している業者もあったりと、本当に手間がかからなくなりました。
会社設立が簡単になったからこそ、設立後どうしたいのか考えて欲しいのです。
事業計画は?
売上は?
集客は?
そもそも、自分が何をやりたくて起業するのか、じっくり腰を据えて考えることが大事ではないでしょうか?
自分にとって会社を作ることは何なのか?そこを考えることが大事です。
誰も会社を作るとき、潰したいとは考えませんよね。
では、なぜ、このように、会社がほったらかしのままにされてしまうのでしょうか?
どのように経営するかを会社設立の準備段階でじっくり考えることが起業成功への第一歩ではないでしょうか?
会社を経営することはそれなりに大変ですが、非常にやりがいもあります。
ぜひ、世間に認められ、日本経済の礎となるような会社になるよう、頑張ってください。
そのために会社設立時にじっくり考えること、それが大事ではないでしょうか。
会社設立は計画的にじっくりやるようにしましょう!
今回の投稿はいかがでしょうか?
感想をお待ちしております。
<参考書籍>
最新 起業から1年目までの会社設立の手続きと法律・税金
須田 邦裕,出澤 秀二 日本実業出版社 2012-10-19
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