東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
明けましておめでとうございます。
本年も変わらぬご愛顧のほど、
よろしくお願い申し上げます。
新年早々、司法書士の事務所のこと、
私の事務所の今後のことを含めて
書きます。
司法書士業務 商業登記だけで生計を立てることはできますか?
ある新人の勉強会で質問されたこと・・・
昨年、平成29年度司法書士試験合格者を
対象とした座談会にパネリストとして
参加しました。
私は独立して10年、共同事務所での形態で
事務所経営に関してお話しました。
大体私の事務所の売上の割合は、
不動産登記が5割
商業登記が3割
裁判・成年後見が1割
行政書士業務が1割
となっています。
これを見ると
「商業登記だけで食べていくのは難しい
ですか?」
という質問に、私の事務所の状況だと
難しいと回答することになります。
本当に商業登記だけで食べていけないのか?
しかし、私の事務所のある江戸川区葛西
地域はそもそも、会社ばかりあるわけでは
ありません。
個人のお客様も多いですし、金融機関から
の紹介の案件もあります。
なので、地域の特性に合わせた仕事を
していく必要があるのです。
以前は、江戸川地区で債務整理案件を
こなす司法書士が少なく、私も案件を
受託していて、売上もかなり上がって
いました。
実は、都心部の司法書士で商業登記を
中心としてやっている事務所もあります。
要するに、自分で仕事のスタンスを
どうするか考えて行えば、自ずと答えが
見えてくると思うのです。
時代に合わせた事務所経営が必要
昨年末のブログで、私の2018年の事務所の
方針を書きました。
これからくる業務に司法書士・行政書士と
してどう携わって行くのか、考えながら
やっていこうと思います。
特に危惧していることとして、AI化が
あります。
司法書士業務・行政書士業務の多くが
AIに取って代わられる可能性が高いと
いわれています。
そんな時代だからこそ、お客様のニーズに
しっかり合わせた事務所体制が求められる
ことになると思います。
ちなみに、当分の間、事務所はひとりで
やっていこうと思います。
タイトルの答えはどうか?
ちなみに先程のタイトルの答えですが、
商業登記だけで生計を立てることは
私は可能だと思います。
ただ、商業登記の案件自体、単価が安い
ので、何かしらの付加価値を提供できるか
そこにかかってくるでしょう。
私も、商業登記で業界トップクラスで
活躍したいという夢があるので、しっかり
学んで、お客様に還元していきたいです。
まとめ
2018年、業界的にも激動の一年になると
思っています。
民法改正を始め、場合によっては会社法の
改正も議論されるかもしれません。
民事信託も一般の方に浸透してきて、
色々な方に聞かれることも予想されます。
さらには相続についても国が抜本的なテコ
入れをしてくるでしょう。
そんな中、士業の枠を超えたことも考える
必要がありそうです。
時代の流れを読んで司法書士・行政書士
業務を今年はやっていこうと思います。
今回は
『司法書士業務 商業登記だけで
生計を立てることはできますか?』
に関する内容でした。
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